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絶叫委員会

映画や小説の名台詞、歌謡曲の歌詞、日常会話、街頭演説、電車の吊り広告の見出し、怪しいメール、妻の寝言など、偶然生まれたインパクトある言葉をいろんなところから拾ってきて紹介する本。 美容室などで頭を洗っている時に、「おかゆいところはございませ…

洋食屋から歩いて5分

日曜日から続いていた脇腹の痛みの原因が帯状疱疹だと判明して、明るい気持ちで病院を出ると、雲ひとつない五月晴れ。犀川の河原にでも行って木陰でビールを飲みながら本を読もうと玉川図書館でそんなシチュエーションにふさわしい本を物色する。 難しい内容…

帯状疱疹

日曜日の夜、背中が痛くて目がさめた。左側の背中から脇腹のあたりがじわっと痛いのだ。我慢できなくもないが気を紛らわすために何度も寝返りを打ちたくなるような痛み。筋肉痛のような気もするので朝まで本を読みながらやり過ごした。いつも通り出勤の準備…

イデーン Ⅰ−Ⅰ

三宅陽一郎さんの「人工知能のための哲学塾」の中に、人工知能とは何をしようとしているのか考える手がかりとして、フッサールの現象学が登場する。それを読んで現象学に興味を持ち、田口茂さんの「現象学という思考」を読んだら、現象学というのはデカルト…

本当に住んで幸せな街 全国「官能都市」ランキング

東洋経済新報社が毎年発表する「住みよさランキング」。2016年版の1位は千葉県印西市で5年連続のトップ。以下、 2位愛知県長久手市、3位富山県砺波市、4位石川県野々市市、5位福井県坂井市と続く。 毎年見ていると、大都市や県庁所在地の周辺にある郊外型…

連休2日目 奥獅子吼山をぶらぶら

天気がいい。暑くもなく寒くもなく気持ち良い。街中の木々の新緑が目にしみる。 ふと、山に行きたいと思う。一人で新緑の登山道を歩き続けてみたいという考えが頭の中でぐるぐる回り始める。近場で半日くらいで手軽に登れるところ、どこかにないかしらとネッ…

連休1日目 街をうろうろ

5月3日から6日まで妻と娘は東京に遊びに行っているので、私は予備校通いの息子と金沢でお留守番。息子は予備校の授業があるので昼間は私はひとりぼっち。全く誰にも何にも言われずに一人で4日間過ごせるかと思うと楽しみで仕方ない。本読もうか、料理し…

ワカメうどん

連休初日の午前中、息子に朝ごはんを食べさせ、予備校に送り出してからのんびりしていると、近所のの電気工事屋のおじさんがワカメを持ってきてくれた。海で採ってきたとのことで、そのおすそ分けだ。 早速鍋に湯を沸かす。沸騰したお湯にワカメをを入れると…

羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季

著者のジェイムズ・リーバンクスは、1974年に代々続く羊飼いの家に生まれる。幼いころから家で祖父や父親の仕事を手伝いながら、自分も当然羊飼いになるものと思って暮らし、居心地が悪かった学校は高校の途中で行くのをやめてしまう。しかし、青年期特有の…

見よう見まねで

「いなさ」のご主人がクレソンのサラダを作っているところを見ていると、クレソンをボウルに入れてオイルを注いでから何度も何度もクレソンを手でかき混ぜてオイルをまんべんなくクレソンの葉っぱ1枚1枚にまぶしている。それから酢と調味料を入れて再びかき…

ゼブラ サラサドライ 0.7mm

先週から毎日大学ノートに2ページ日記を書くことにした。山田風太郎の「戦中派不戦日記」を読んで、誰に見せることもない日記を書いてみたくなったのだ。誰に見せるつもりもないので思いついたことをひたすら書きなぐっていく。1週間続けてるみたところ、平…

なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略

大企業と中小企業とで企業を分類するのでなく、グローバルの世界でトップを狙うのか、ローカル経済で着実に稼ぐのかで分類し、それぞれに合った成長戦略を適用すべきという内容。 自動車や電機などグローバルで競争せざるを得ない製造業は、雇用人数で言えば…

現象学という思考

現象学面白いわ。 意識と無意識。自我。現在と過去、未来。言語、等々について、自明なことから考えを積み重ねていく。自明とは当たり前すぎて普段は意識もしないことだ。目の前のものトマトをトマトと認識すること、トマトが赤いと認識すること。その仕組み…

AI経営で会社は甦る

AIやIoTが今後の企業経営に大事だと思うのだけれど、どういうふうに受け止めて取り組んだらいいのか考えている人は読んでおくべき本。 まず、日本はこれから人口がどんどん減っていくので、景気の良し悪しに関わらず人手不足の状況が続いていく。既に飲食や…

昭和前期の青春

くノ一忍法帖などの忍法もので一世を風靡した、山田風太郎のエッセイ集。この前読んだ「戦中派不戦日記」が面白かったのでこの本を手に取った。 この本は、「戦中派不戦日記」に至るまでの風太郎の生い立ちや、生まれ故郷である兵庫県の日本海側にある小さな…

いなさで野生クレソンのサラダ

汗ばむくらいにに暖かくなり桜も満開となった土曜の夕方、ふらっと、「いなさ」に行ってきた。 暖かかったのでまずはビールを頼む。今日はエビスの黒ビール。それと、「野生クレソンのサラダ」、「ホタルイカの天ぷら」をお願いした。 クレソンはご主人が山…

生物から見た世界

他の生物にとって、この世界はどんな風に見えているのか。カタツムリ、ダニ、ゾウリムシなどの観察と実験をもとに解き明かしていきます。 例えば、カタツムリの目の前に1秒間に3回以上の頻度で棒を差し出すと、その棒の先に乗り移ろうとするそうです。カタツ…

戦中派不戦日記

渡辺京二さんは「幻影の明治 名もなき人々の肖像」の中で、山田風太郎の一連の明治もの小説を題材にして、明治の時代の肌触りを再現している。この本を読んで山田風太郎に大変興味を持ち、彼の著作を読んでみたくなり、とっかかりとして昭和20年1月1日から12…

いなさでウリボウのスペアリブロースト

年度末のアレヤコレヤを片付けて、職場を後にしたのが夜の9時。7年間お世話になった職場を離れて来週からは新しい部署で働くことになる。まあ、小さいながらもひとつの区切りということで、いなさに行って呑むことにした。 ひとつの区切りということで、これ…

いつも「時間がない」あなたに  欠乏の行動経済学

明日に仕事の締め切りが迫っているのに全然できていない。時間が足りない。借金の返済期限が迫っているのに急な出費でお金が足りない。好きなだけ食べたいけれど、ダイエット中で十分食べられない。あたたかい人間関係が足りない、恋人や友達がほしくてたま…

くらつき

来週は、年度末でいろいろと忙しくなりそうなので、今日は年休をとった。 今年大学受験したものの惜しくも浪人が決定して家でゴロゴロしている息子と一緒に図書館に行った。息子は自習室で勉強、私は面白そうな本がないかと物色する。寮に入って東京の予備校…

岩波講座 日本歴史 第4巻

奈良時代から平安前期ごろまでの歴史。唐の威光にかげりがでてきて、政治制度や文化、宗教において唐を丸写しする時代から、少しづつ日本の独自性が出てくるころだ。 人や田の状況を把握するために戸籍や田籍を整備し、それに基づいて人々に口分田を与え、租…

さらば政治よ 旅の仲間へ

渡辺京二さんといえは、幕末から明治に日本を訪れた西洋人が書き残した旅行記などから、当時の日本の姿を再現した「逝きし世の面影」が印象に残る。そこには、封建制の抑圧に苦しみ貧しい悲惨な庶民の生活があるかと思いきや、掃除が行き届いた清潔な家、こ…

エルパソの焼菓子

日曜の午後4時、東山まで歩く。春の観光シーズンなのか、茶屋街の通りは人があふれんばかりの賑わい。人が多すぎて列をついて歩いているような状態。 のんびり本でも読もうと、賑やかな通りから5分ほど歩いたところにあるエルパソという洋菓子屋さんに行く。…

心という難問 空間・身体・意味

私には赤色に見えている海に沈む夕日は、隣に座っている人にも同じように見えているのかしら。太陽の光が目には入って網膜に捉えられ、その信号が脳に送られて赤いと感じられるのであれば、各自の脳の処理の仕方によって、それぞれが全く違う景色を見ている…

kindle風呂

風呂場にkindleを持ち込んで、湯船に浸かりながら読書すると大変心地よいことに、最近気がついた。 防水のため、kindleをジップロックに入れる。中くらいの大きさのジップロックの間口がkindleの縦の長さとぴったり同じなので、手に持った時にぶかぶかしなく…

卒業式

3月3日の金曜日に息子の高校の卒業式があった。残念ながら私は仕事だったので、妻に行ってもらった。立派な卒業式だったそうだ。 卒業式が終わって大きな区切りがついたねと妻と話している。生まれた時、高校卒業までの18年間ははるか彼方のように思った…

OH LIFE で昼ごはん

風邪をひいて咳が止まらないので、午後の仕事を早めに切り上げた。帰りのバスに乗って武蔵ヶ辻のバス停まで来た時に、ふと思い立ってOH LIFE で昼ごはんを食べることにした。 OH LIFE は、いわゆるブックカフェ。食べ物関係の本が並ぶ店内でお茶できる。ご主…

人工知能のための哲学塾

著者の三宅燿一郎さんはコンピュータゲームの中のキャラクターを人間らしく動かすための道具として人工知能を研究している人。 キャラクターの人間らしい動きって何なの? また、人間らしい動きを成り立たせる、人間らしい心とは何かを考える。考えるための…

ミネストローネ風スープ

娘が食欲ないというので、食べやすいスープをと思いミネストレーネを作った。 玉ねぎと人参を大きめのみじん切りにして、ニンニク、オリーブオイルと一緒に鍋に入れて蒸し炒めにします。蒸し炒めというのは、油が全体にまわるくらいに炒めた後は鍋に蓋をして…

岩波講座 日本歴史 第3巻 古代3

天智朝、天武朝から奈良時代の終わりまでを扱う。 律令制のところで「公廨」という言葉が出てくる。「くがい」と読む。もともとは、官衙の建物を指していたが、そこから官衙の収蔵物、収入を指すようになり、官人の給与に当てる収入を指すようになる。公廨稲…

あっさりラーメン

娘が木曜日から体調を崩して、素うどんしか食べられなかったけれど、土曜になって少し回復したのか、あっさりしたラーメンを食べたいというので少し気合を入れてラーメンを作ってみた。 スーパーで鶏の手羽先を12本買ってきて、長ネギと生姜と一緒に鍋に入れ…

サーモス真空断熱フードコンテナー

ここしばらく職場の食堂でお昼ご飯を食べていたのだが、定食だと揚げ物や炒め物などおかずが少し重たく感じるし、かといって麺類や丼ものだと炭水化物が多すぎるのか午後眠くなる。 そこで、弁当を持って行くことにした。小さめのおにぎり一つ。それと、朝ご…

幻影の明治 名もなき人びとの肖像

江戸の人々の生活の肌触りを丁寧に掘り起こした「逝きし世の面影」の著者、渡辺京二が明治の人々について書く。 「第一章 山田風太郎の明治」では、山田風太郎の明治期に題材をとった推理小説から、庶民の行動、考えていたことを説き起こす。 「第三章 旅順…

セカンドハンドの時代 「赤い国」を生きた人々

ベラルーシ出身のノーベル賞作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチがソビエト時代のことやソビエト崩壊後の暮らしのことを、市井の人々から聞き取ってまとめた本。インタビューの時期は1991年から2012年。 600ページが文字でびっしり埋め尽くされてい…

牡蠣のオイル漬け

広島のおばさんが、たくさん牡蠣を送ってくれた。いつもなら酒蒸しにしてみんなで食べるところなのだが、今年は息子の受験が目前に迫っているので、万が一のことを警戒して私以外は食べたくないと言う。私一人では一度に全部食べきれないのて、よく火を通し…

石引パブリック

土曜の午後、散歩がてら歩いて県立図書館へ本を返しに行ったついでに、図書館の裏の階段を上って、出羽町に上がりそのまま、石引パブリックに行ってきた。 デザイナーの方が経営しているので、アートやデザイン系の本ばかりかと思ったら、食べ物系、音楽、映…

断片的なものの社会学 人の語りを聞くということは、ある人生のなかに入っていくということ。

著者は社会学者の岸政彦さん。沖縄から本土に出稼ぎに来た人たちにインタビューした「同化と他者化 戦後沖縄の本土就職者たち」や、ホームレスや同性愛者などの身の上話を綴った「街の人生」などの著書がある。 この本は、市井の人たちにインタビューする中…

書いて生きていく プロ文章論

このブログを書き始めたのは、今の仕事に転職して文章を書く機会が増えたから。それまでは経理で働いていたので作る資料は基本スプレッドシートのみ。説明の文を書くとしても箇条書き程度だった。ぐだぐだと長く書くのは嫌われた。 それが転職してからは、挨…

岩波講座日本歴史 第2巻 古代2

この巻では6世紀から7世紀を扱う。推古朝から持統朝にかけて、蘇我氏が台頭して大化の改新が進んでいく頃このこと。 仏教の受容や、蘇我入鹿が暗殺され蝦夷が自害に追いこまれた「乙巳の変(いっしのへん)」、それに続く大化の改新は、隋・唐や百済、新羅、…

妄想女子

娘は中学1年生。毎日楽しそうに学校に通っているのはいいのだが、勉強は苦手なようだ。特に数学と理科が苦手だ。この前は期末テストの理科の点数が48点で、妻にひどく叱られて泣いていた。 得意なのは国語。普段家で会話していても、いろんな言葉を知って…

長平

尾張町のおでん屋さん。姉妹二人で切り盛りされている。メニューはおでんとカウンターに並んでいるお惣菜がいくつか。金沢駅周辺のおでん屋さんはいつも混んでるし、ここはお惣菜もおいしいのでちょくちょく通うようになった。 最近のお気に入りはナマコ酢。…

暗がり坂

仕事帰りに、尾張町のおでん屋さん「長平」に寄っていこうと、尾張町の裏通りを歩いていると、向こうから若い女性が歩いてくる。スマホ片手に道に迷っている様子。観光客かと思いつつも、そのまますれ違おうとすると、スマホを見せながら英語で話しかけられ…

パンチェッタ

年末に仕込んだパンチェッタがいい色になってきたので味見した。作り方はこちらを参考にした。 「1ヶ月で出来る自家製パンチェッタの本格熟成レシピ」<材料> 豚肉を塩漬けにして冷蔵庫で一ヶ月寝かせるだけだ。ポイントは、「ピチット」という商品名の食…

幻視の座 能楽師・宝生閑 聞き書き

宝生閑は下掛宝生流のお家元で人間国宝にもなっている方。下掛宝生流というのはワキ方の流派。能楽では主役となるのがシテ方でワキ方はシテ方の相手となる役割。 能には、諸国一見の僧がワキ方として登場し、ワキ方の夢の中に死んだ人の魂がシテ方の姿をとっ…

豚の味珍

「豚の味珍」は、横浜駅の「きた西口」を出てすぐの所にある狸小路という飲み屋街の中にある。夕方の早い時間に行ったにもかかわらず、カウンター席は半分以上お客さんが座っていた。メインのメニューは豚の頭、耳、舌、胃、足、尻尾。サイドメニューとして…

白湯

この季節、朝起きぬけに白湯を飲むのが楽しみだ。鉄びんに水を入れてガスにかける。火は鉄びんの底に接するか接しないくらい。弱めの中火くらい。5分ほどでシュー、シューと湯が沸く音がする。この音のことを、お茶の世界では「松籟」といい、松林を風が通…

能はこんなに面白い!

時々、休日の午後に能楽堂に出かけて、椅子に座って半分居眠りしながら能を見る。謡の内容もよくわからないけれど、その場の雰囲気に浸っているのが心地よい。先日も金沢能楽会の定例能で「翁」を見てきた。いつもより豪華な衣装を着たたくさんの人が舞台に…

1月9日に金沢能楽会の定例能に行ってきた。娘が金沢市の子供能楽教室に通っていたのをきっかけに能の公演に行き始めた。休日の午後、能楽堂の椅子に座って半分居眠りしながら能楽を見物するのが最近の密かな楽しみになっている。 今回の番組の「翁」は新年な…

うろ覚えグローブトンテキ

ふとグローブトンテキを食べたくなり、日曜日の晩ご飯に作ってみた。グローブトンテキは、分厚めの豚ロース肉をステーキにしてウスターソースをベースにしてニンニクを効かせたソースで味付けしたもの。三重県の四日市が発祥で、肉に切れ目を入れた姿が野球…