自由への旅

ミャンマーの上座部仏教の僧侶であるウ・ジョーティカ師が、ウィパッサナーと呼ばれる上座部仏教で伝統的に行われている瞑想法の詳細を述べた本。オーストラリアで行われた瞑想についての連続講義をまとめたもの。仏教のバックグラウンドがないオーストラリ…

七福 7月1日 18時

妻のお客さんが来るので、土曜の夕方は2時間ばかり家の居間を開けなければいけない。寝室でじっとしてしていてもいいのだが辛気臭いので街に出かけた。武蔵ヶ辻のドトールで本を読もうかとも思ったが、七福で刺身をつまみに燗酒を呑むことにした。 開店時刻…

父 吉田健一

吉田暁子さんが、父である吉田健一との思い出を綴った本。 吉田健一の旅の随筆を読むと、汽車の乗る前から銀座の小川軒で酒を飲み始めて汽車の中でもずっと飲み続けて、目的地の宿に入ってからも飲んで、次の日も飲んで、帰りの汽車の中でも飲む。とにかく呑…

岩波講座 日本歴史 第5巻 古代5

ようやく平安時代の院政期まで読了。今から約1000年前だ。縄文時代の前から歴史を通読してくると、1000年前が身近に感じる。たった30世代前のことじゃないか。 律令制度によって確立した天皇を中心とする公的な政治の仕組みが、有力寺社や摂関家などとの私…

大甚 16時30分

久しぶりの名古屋出張。早めに仕事が終わったので、迷うことなく伏見の大甚へ直行。16時過ぎに着いた時には既に店内は大賑わい。暑い中、名古屋の街を一日歩いて喉が渇いたので先ずは生中。つまみは、マカロニサラダと茄子の揚げ浸し。一息ついて周りを見回…

キャッチボール

浪人中の息子が、藪から棒にキャッチボールがしたいと言い出した。 「いいね。やろう、やろう。」と答えたものの、よく考えたらうちにはグローブもボールもない。私自身は、小学生の頃は学校が終わると友達と野球ばかりしたいたし、その頃はプロ野球も好きで…

Curio

横安江町商店街にあるCurioは経営者が海外の方だからなのか、欧米からの旅行者が多い。一方では商店街のおじさん、おばさんもふらりと立ち寄ってコーヒーを飲んで行くので、店内は英語の会話と日本語の会話が飛び交う独特の雰囲気。カフェラテも美味しいけれ…

ドトールコーヒー 19時30分

仕事帰りにドトールコーヒーに立ち寄る。ジャーマンドックとブレンドコーヒーのMサイズを頼む。奥にある丸くて大きなテーブルの左端に座る。このテーブルは大きくてしっかりしているのでノートや本を広げられるのが気に入っている。書き物をしたり、じっくり…

仏教思想のゼロポイント(再読)

目で見る、耳で聞く、鼻で匂う、舌で味わう、肌で感じる、頭で意識する。感覚器官から入ってくる刺激に対して、人は常に、快く感じる、不快に感じる。好きだと思う、嫌いだと思う。自分にとっていいことか悪いことなのか判断している。その判断をもとに、そ…

フライビーンズ

これさえあればいくらでもビールが飲める。油の染み込み加減、塩加減はこの油屋のフライビーンズが一番好きです。 最近、台所の棚に常備してます。

イワン・イリッチの死

イワン・イリッチ はロシアの官吏として、そこそこの地位と収入を得て、そこそこ綺麗でそこそこの家柄の女性と結婚する。関心事は仕事での出世と快適な私生活。子供ができて家庭生活の面で奥さんとのゴタゴタが絶えなくなると、世間体を保つ上で最低限の役割…

目玉焼き

休日の朝、私はいつも通り5時くらいには起きるのだが、他の家族は7時になっても起きてこない。これまでは先に起きる私が朝ごはんの準備をしてみんなが起きるのを待って全員揃って食べていたけれども、今朝はお腹が空いて待ちきれず、一人で先に食べること…

いなばや 

妻と娘が出かけた土曜の夜、息子と二人で「いなばや」で晩御飯を食べてきた。 6時過ぎにお店に入ると、女性と男性のそれぞれお一人様がいた。我々の後にも、家族4人連れ、小学校低学年の男の子とお父さん。妙齢のご夫婦、など続々とお客さんが入ってきてほ…

土井善晴の定番料理はこの1冊

片岡義男の「洋食屋から歩いて5分」の中に料理本を紹介する文章があって、その中でこの本を紹介していた。片岡によれば、この本のレシピの通りに作ると普通の家庭料理が驚くほど美味しくなる、というのだ。 本の最初に登場するポテトサラダを作ってみた。材…

中動態の世界 意志と責任の考古学

現在の英語であれ日本語であれ、文法上は「私は〜する。」の能動態と「私は〜される。」の受動態の2つに分けて考える。しかし、はるか昔には、の能動態に対応するものとして中動態という形式があったそうだ。 能動態と受動態というのは、「私は意志を持って…

死すべき定め 死にゆく人に何ができるか

父は8年前に肺癌で亡くなった。6月の終わり頃に腰の骨を骨折して入院している時に首回りのリンパ節の腫れに気がついて念のためということで検査したら、末期の肺がんであることがわかった。先生にはもっても3ヶ月から6ヶ月でしょうと言われた。8月くらいま…

絶叫委員会

映画や小説の名台詞、歌謡曲の歌詞、日常会話、街頭演説、電車の吊り広告の見出し、怪しいメール、妻の寝言など、偶然生まれたインパクトある言葉をいろんなところから拾ってきて紹介する本。 美容室などで頭を洗っている時に、「おかゆいところはございませ…

洋食屋から歩いて5分

日曜日から続いていた脇腹の痛みの原因が帯状疱疹だと判明して、明るい気持ちで病院を出ると、雲ひとつない五月晴れ。犀川の河原にでも行って木陰でビールを飲みながら本を読もうと玉川図書館でそんなシチュエーションにふさわしい本を物色する。 難しい内容…

帯状疱疹

日曜日の夜、背中が痛くて目がさめた。左側の背中から脇腹のあたりがじわっと痛いのだ。我慢できなくもないが気を紛らわすために何度も寝返りを打ちたくなるような痛み。筋肉痛のような気もするので朝まで本を読みながらやり過ごした。いつも通り出勤の準備…

イデーン Ⅰ−Ⅰ

三宅陽一郎さんの「人工知能のための哲学塾」の中に、人工知能とは何をしようとしているのか考える手がかりとして、フッサールの現象学が登場する。それを読んで現象学に興味を持ち、田口茂さんの「現象学という思考」を読んだら、現象学というのはデカルト…

本当に住んで幸せな街 全国「官能都市」ランキング

東洋経済新報社が毎年発表する「住みよさランキング」。2016年版の1位は千葉県印西市で5年連続のトップ。以下、 2位愛知県長久手市、3位富山県砺波市、4位石川県野々市市、5位福井県坂井市と続く。 毎年見ていると、大都市や県庁所在地の周辺にある郊外型…

連休2日目 奥獅子吼山をぶらぶら

天気がいい。暑くもなく寒くもなく気持ち良い。街中の木々の新緑が目にしみる。 ふと、山に行きたいと思う。一人で新緑の登山道を歩き続けてみたいという考えが頭の中でぐるぐる回り始める。近場で半日くらいで手軽に登れるところ、どこかにないかしらとネッ…

連休1日目 街をうろうろ

5月3日から6日まで妻と娘は東京に遊びに行っているので、私は予備校通いの息子と金沢でお留守番。息子は予備校の授業があるので昼間は私はひとりぼっち。全く誰にも何にも言われずに一人で4日間過ごせるかと思うと楽しみで仕方ない。本読もうか、料理し…

ワカメうどん

連休初日の午前中、息子に朝ごはんを食べさせ、予備校に送り出してからのんびりしていると、近所のの電気工事屋のおじさんがワカメを持ってきてくれた。海で採ってきたとのことで、そのおすそ分けだ。 早速鍋に湯を沸かす。沸騰したお湯にワカメをを入れると…

羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季

著者のジェイムズ・リーバンクスは、1974年に代々続く羊飼いの家に生まれる。幼いころから家で祖父や父親の仕事を手伝いながら、自分も当然羊飼いになるものと思って暮らし、居心地が悪かった学校は高校の途中で行くのをやめてしまう。しかし、青年期特有の…

見よう見まねで

「いなさ」のご主人がクレソンのサラダを作っているところを見ていると、クレソンをボウルに入れてオイルを注いでから何度も何度もクレソンを手でかき混ぜてオイルをまんべんなくクレソンの葉っぱ1枚1枚にまぶしている。それから酢と調味料を入れて再びかき…

ゼブラ サラサドライ 0.7mm

先週から毎日大学ノートに2ページ日記を書くことにした。山田風太郎の「戦中派不戦日記」を読んで、誰に見せることもない日記を書いてみたくなったのだ。誰に見せるつもりもないので思いついたことをひたすら書きなぐっていく。1週間続けてるみたところ、平…

なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略

大企業と中小企業とで企業を分類するのでなく、グローバルの世界でトップを狙うのか、ローカル経済で着実に稼ぐのかで分類し、それぞれに合った成長戦略を適用すべきという内容。 自動車や電機などグローバルで競争せざるを得ない製造業は、雇用人数で言えば…

現象学という思考

現象学面白いわ。 意識と無意識。自我。現在と過去、未来。言語、等々について、自明なことから考えを積み重ねていく。自明とは当たり前すぎて普段は意識もしないことだ。目の前のものトマトをトマトと認識すること、トマトが赤いと認識すること。その仕組み…

AI経営で会社は甦る

AIやIoTが今後の企業経営に大事だと思うのだけれど、どういうふうに受け止めて取り組んだらいいのか考えている人は読んでおくべき本。 まず、日本はこれから人口がどんどん減っていくので、景気の良し悪しに関わらず人手不足の状況が続いていく。既に飲食や…