味覚旬月

季節ごとの食に関するエッセー集


おせち料理に関して、黒豆とごまめ、お煮しめ、かずの子がきちんと作れれば充分。煮しめは、一年間の総決算のつもりで取りかかる。とあります。


最近は、珍しいものや、高価なものを食べたいというよりも、なんでもないものを少しでもおいしく、きちんと作ることに興味が移ってきたので非常jに共感できる。みそ汁をおいしく作るとか、ご飯をおいしく炊く。目玉焼きをきちんとつくるのも、考え出すといろいろすることがあって面白いものです。


でも、あまり凝りすぎると、家族に同じものを何回も食べさせることになるので呆れられます。手打ちうどんを3週間連続で週末に作ったらいやな顔をされました。

味覚旬月 (ちくま文庫)

味覚旬月 (ちくま文庫)