ロングテール

ウェブ進化論」を読んでロングテールについて考えたこと。

  • アマゾンはウェブ上に書店を作ることで、リアルな書店での本の置き場所という物理的な制約を取り払ったことにより、売上の3分の1を、既存の書店に置いていないような売れない本の販売で上げている。
  • Googleアドセンスは、ウェブ上の無数のホームページを検索技術によって、広告媒体として利用できるようにし、従来テレビや新聞などに限られていた広告媒体の裾野を広げるとともに、小規模な会社も広告できるようにした。
  • これまでは、政府が公共サービスの供給を独占的に担い、住民は議会を通して税の配分を決めていたが、住民が自分の収める税の使い道(政府に納めるのか、他の公共サービスを提供する団体に寄附するのかを含めて決める)指定し、その集積として予算が決まる。そのときはサービスの供給は政府に限定されるのではなく、各種団体や、個人にもゆだねられる。システムは個々の住民の需要と、サービスの供給者とのマッチングをすることになる。

戯言ですが、一部でもこんな仕組みを取り入れることを考えられそうな気がします