いかなごのくぎに

大阪の義母が、いかなごの釘煮を送ってきてくれました。


いかなご」という小魚を、ショウガと醤油で甘辛く佃煮にしたものです。
もともとは、神戸の垂水あたりの家庭でつくられていた、春を告げるおそうざいだったようですが、最近では、関西方面で幅広く作られているようです。(詳しくは魚友さんのホームページへ)


大阪の義母も、数年前から毎年つくって送ってくれます。最初の頃は、魚の形がくずれて、ミンチ状態だったのですが、最近はちゃんと釘の形を残して煮上げてあります。


まだ、出始めで魚は非常に小さいです(3mm程度)ですが、今年も、しっかりと魚の形を残していています。ショウガが効いていて、甘さも丁度いい感じです。
今年は、うれしいことに、子供も「おいしいおいしい」と、ご飯に乗せて食べています。


タッパー容器一つ分では、すぐになくなりそうなので、「子供がいっぱい食べたよ」ということにして、追加をお願いすることにします。


シーズンは2〜3週間で、あっという間に終わってしまいます。その間にも、いかなごはどんどん大きくなっていきます。
おかわりを送ってもらうときには、倍以上の大きさになっているんじゃないかと思います。