そらあるき

金沢のお店の店主さんたちが作った、小さなガイドブックです。


本屋のレジの横においてあったのを、パラパラとめくっていると、何回か通っているお店や、以前から気になっていたお店の方たちが作っていらっしゃることがわかり、買いました。かなりマニアックな金沢が紹介されています。旅行に来る人はもちろん、地元の人が読んでも面白い本です。(詳しくは「そらあるき」のページをご覧ください。)


本の名前もシャレています。

「そらあるき」とは
よく晴れた冬の朝に
高く積もった雪の上をそっと歩いてみます。
雪の表面がカチンコチンに凍って
『ゴボ』らずに歩けたらそれが『そらあるき』。

ほんの少しだけ視線をかえてみるだけで
きっと心地よい浮遊感で金沢の街を歩けるはず。
ちょっと得したような
背筋をすっとのばしたくなるような、
そんな『そらあるき』気分を楽しんでください。

雪の表面が凍って、雪の上を沈むことなく歩ける状態というのは知っていましたが、それを「そらあるき」と言うことを初めて知りました。


中学生の頃、年に何回か「そらあるき」ができる朝になると、普段は迂回している田んぼの上を、一直線に学校に向かって歩いていけるのが、楽しみでした。