聖地巡礼

田口ランディさんが、奈良県の天河弁才天屋久島、青森県の恐山、出雲大社鹿島神宮などの聖地を巡ります。雑誌の連載をまとめたものなので、軽く読めます。


軽く読めますがなんとなく心に引っかかります。聖地とか、気とか、霊とかな話がでてくるので怪しいのですが、著者は「気など感じることはない」一歩引いた立場で描いているので、読む方も「そんなこともあるな」と素直に読んでいけます。

「神社というのは人間のOSをバージョンアップさせる場所です。」

って言われてもよくわかりません。でも、そこに行くと何か力を得ることができるような、気持ちをリセットできるような気はします。


私の好きな場所もいくつか取り上げられています。屋久島、天川村、恐山です。


屋久島は2回行ってます。初回は、バイクで行って3日ほど、温泉に入ったり森をウロウロしました。2回目は縄文杉を見に廃村の跡を横目に見ながら、森林鉄道の軌道を延々と歩いて行きました。一月に35日雨が降るというくらい雨が多く、苔むす森がきれいです。


奈良県天川村近辺は、山の高さが丁度いいのか、山に抱かれるような感じのする場所です。


うまく書けないですが、なんとなく居心地がよかった、もう一度行ってみたいと思っていた場所です。

聖地巡礼 (ダ・ヴィンチ・ブックス)

聖地巡礼 (ダ・ヴィンチ・ブックス)