仕事に少し手こずって、10時半過ぎに帰宅。妻と子供たちは既にぐっすりと睡眠中。月があまりにも美しいので、ベランダで月を見ながら晩御飯にしました。今日のメニューは、大根の千切りをこんか鰯で煮たものと、ざるそば、月見にはあまり似つかわしくないメニューですが、お酒も一緒にお盆にのせて、いそいそとベランダに出ました。


部屋の電気を消して、お酒を呑んでしばらく月を眺めていると、だんだん目が慣れて、周りのものがはっきりと見えてきました。青白い月明かりは思いのほか強く、テーブルの食器をくっきりと照らしています。


この前までの、むっとする熱帯夜はなんだったんだと思うくらい、涼しくて、澄み切った空気につつまれて、ボーっとしていると、火照った脳みそも落ち着きました。


酔っ払って部屋に戻ると、テーブルの上にお団子が置いてあるのに気付きました。妻がお月見に作ってくれたのでしょう。ありがたく全部いただきました。