試飲会

いつもお世話になっている近所の酒屋さんでワインの試飲会があるというので仕事をとっとと片付けて行って来ました。7時にお店に行くと既に何人かの人が集まって試飲が始まっていました。「10段階で評価して、コメントも書いてくださいね。」と評価を書く紙を手渡されました。普段からそんなに頻繁にワインを飲むわけでもないので「火打石の香りが・・・・」などと気の利いたコメントを書けるはずもなく、途方にくれてしまいました。自分なりにどれを一番買いたいと思うか、順位をつけるつもりで飲み始めました。


グラスワインで1杯500円クラスのもの、700円クラスのもの、ボトルワインで出されるボルドーのもの、ブルゴーニュのもの、それぞれ5種類づつ、20種類のワインが並んでいました。500円クラスのものから順番に飲んでいきました。全部飲むと酔っ払って最後まで到達できそうもないので、じっくりとなめる程度に飲んで評価を書いていきます。最初に飲んだのは、名前は忘れてしまいましたが、ソービニオンブラン。飲んだ感じは、「ごく普通の、安いワインの味」。評価の基準がないのでとりあえず5点として、次にすすみます。甘いとか、香りがいいとか、渋い、スパイシーとか、バランスがいいとか、絶望的に貧弱なコメントしか書けずお店の人には申し訳ないのですが、たくさん飲んでいるうちに、自分の好きなものと、嫌いなものがなんとなくわかるようになってきました。


ワインを飲み始めたのがカリフォルニアに住んでいた時だったこともあって、今までは赤ワインならカベルネ・ソービニオンのぶどうの濃い味、強い味がするものが自分の好みだと思っていたのですが、今回、色々飲んでみて、ピノノワールの少し枯れたようなやさしい感じのもののほうがおいしいと思いました。


最後は、気に入ったものをぐびぐび飲んで、グダグダに酔っ払ってしまいました。申し訳ない。でも、なかなか普段できない経験させてもらいました。カガヤさんありがとう。