ロン・ミュエック展

「えらいもん、見てしもた。」と家に帰ってから、みんなで一頻り盛り上がりました。


 男の人の顔、船に乗ったおじさん、産まれたばかりの女の子、ベッドのなかの女の人。髭の一本一本の生え方や、皮膚を透してうっすらと見える静脈、張りのない足の裏の皺、あまりにもリアルです。ただサイズだけは、本物と違います。やけに巨大だったり小さかったり。これがもし、実物大だったら、蝋人形の館の人形のように陳腐に見えるか、リアルすぎて気持ち悪いか、何か別のものに感じるような気がします。もう一回見に行きたい。


天気がよかったので、今日のレアンドロのプールは水がキラキラ輝いていました。タレルの部屋の青空も鮮やかでした。