モーターサイクルダイアリーズ

アルゼンチンの平原の一本道、雪が積もる山道を走るオートバイの映像がきれいです。馬鹿正直で融通が利かない23歳のゲバラに、同じ頃の自分を重ね合わせていました。


オートバイって、車ほど通り過ぎる街や、そこに暮らす人と隔絶されていないけれど、自転車や徒歩ほど近くもありません。自分がどっぷり近づきたいと思えばそうできるし、気が進まなければ、とっとと通過できます。自在に調整できる距離感が傷つきやすい大学生の旅の道具にピッタリなのかと思いました。