通学路

午前中は実家の大掃除。ガラス磨きをしました。実家は海岸に近いので冬場に海が荒れると波しぶきが風にのって飛んできて、窓ガラスが塩気でくもります。外からホースで水をかけて、ワイパーでふき取ったらすっきりしました。


この時期にしては申し訳ないくらい天気がよかったので、午後はランニングに出かけました。私が通っていた小学校に向かってはしり、そこから田んぼの中の一本道を、中学校に向かって走りました。


冬にこの通学路を、強烈な季節風を受け斜めになりながら歩いたこと、冷え込んだ朝に、硬く締まった田んぼを覆う雪の上を歩いたことを思い出しました。雪にゴボることなく何処でも歩けて楽しかったです。


今日は、通学路から青空を背景に雪に覆われた白山を望むことができました。白山を毎日眺めながら通学していた頃は、当たり前の景色でなんとも思いませんでした。両親が白山がきれいに見えたことを話題にする意味がよくわかりませんでした。東京や大阪、茨城などに住んでみて、白山のような山を毎日眺められるのは、なかなかいいもんだと思えるようになりました。