すごい本屋!

和歌山県の山奥の村にある本屋さんのお話し。お店の半分は本屋さん、残りは食料品や生活雑貨を売るような小さなお店です。そんなお店のご主人が、子供たちに本に親しんでもらおうと、絵本の読み聞かせ会や原画展、著者との交流会、サイン会を地道に仕掛けていき、どんどんたくさんの人々を巻き込んで、お店を、村を盛り上げて行きます。「かいけつゾロリ」の作者の原ゆたかさんまで呼んでしまいます。


個人経営の本屋さんがどんどんなくなっています。雑誌や軽い本ばかりのチェーン店か、超大型店、ネット書店くらいしか生き残れないような勢いです。そんな中で、山奥で商売を続ける、すごい本屋さんです。


音楽はネットでダウンロードするのがあたりまえになって、街のCD屋さんもどんどんなくなっています。本も電子ブックが主流になるのでしょうか。一冊の本が章ごとにバラ売りされ、必要な部分だけ買えるようになる。紙の本に比べてずっと電子ブックが安くなれば私も、そっちを買うかもしれません。紙の本を買って愛でることが贅沢な楽しみになるのかもしれません。

すごい本屋!

すごい本屋!