ロケット打ち上げ

今年の煮え切らない天気と同じく、日々の雑用にあわせて細切れに休みをとっていたら、いつが私の夏休みやったのやらわからずに終わりそう。こりゃまずいと、仕事は全て来週に先送りして、木、金とお休みにした。子供の宿題を見て、映画見に行って、本もいっぱい読んで、キャンプに行って、息子とサイクリングも、と計画に胸は膨らむ。


今日は息子の自由研究のお手伝い。テーマは「ペットボトルロケットを如何に遠くへ飛ばすか」。ロケットは、この前の日曜日に、息子が1リットルペットボトルで一機製作、私が1.5リットルのを二つ連結した大型ロケットを作成した。キゴ山の研修施設でペットボトルロケットの発射装置が借りられるとのことで、息子が事前に電話して予約した。


8時に家をでて、8時半にキゴ山到着。発射装置を借りて、研修施設裏の広場で早速実験開始。試しに打ち上げて見ると、発射装置の具合がよろしくない。発射レバーを引いても、発射しない。留め具を手で引き降ろすと何とか発射する。問題は人の手で留め具をリリースすると、発射と同時にペットボトルから勢いよく噴出す水をまともに浴びてしまうことだ。幸い今日は天気もいいし、暑いので私が水かぶり役と、ロケットへ空気充填の役目。息子がロケットへの水充填と計測、記録係。


空気や水の充填量、発射角度、ロケットの重量を変えて飛距離を記録。全部で40回くらい打ち上げたが、空気入れが疲れた。腕と腹筋がコチコチになった。結論としては、水はペットボトルの容量の3分の1くらいが一番飛ぶ。空気は装置の限界まで押し込んで、発射角度は60度くらいが一番飛んだ。今日一番の飛距離は、連結大型ロケットの40メートル。小さいほうも27メートル飛んだ。空気入れをフレンチバルブにして圧力を上げればもっと飛びそう。大きいほうがゆっくり加速するのでテレビで見るようなロケットっぽい飛び方をする。ロケットの容量を3倍にしても3倍遠くまで飛ぶ訳でもなさそうだ。


競技会では100メートル以上飛ぶようだ。すこし工夫してうちのロケットも100メートル飛ばしてみたい。昼ごはんを挟んで、2時くらいまでびしょ濡れになりながら、打ち上げていました。


ブシューッと水をまき散らかして、青空に突き刺さるロケット。心のモヤモヤプシューッと飛んでいく。