休日

午前中、子供たちを連れて近所の小児科へ行きインフルエンザの予防接種をする。その後玉川図書館で「日本事物誌」と「隋園食単」を借りてくる。「日本事物誌」は「逝きし世の面影」で何度も引用されていた本。チェンバレンというイギリス人が見た幕末から明治の始め頃の日本の記録。現在から遡って、江戸時代までの時代の雰囲気、気分、肌触りを知りたい。多分歴史の授業で学んだ内容だけでは全然わかっていないはず。出来るだけ生に近い記録に直接触れて感じたい。


昼飯は、近所のスーパーで海老天とイカ天を買って、家でソバを茹でて天ぷらそば。全日食チェーンのちょっと鄙びたスーパーだけど、お惣菜は手作り感があって充実。天ぷらうまかった。


午後は近所の子も引き連れて医王山でスキー。息子は1人で滑れるので半日券をもたせて放し飼い。娘と彼女のお友達は初心者ゲレンデで練習。娘は滑れるのだが制御不能。直滑降で止るまで突っ走る。最初はご機嫌に滑っていたが、友達と比べて自分の下手さ加減がわかるとぐずりだす。もう帰りたいといってみたり、雪だるま作りたいと言ってみたり。反対に、スキーを履いて登る動作は自分の方が上手いと思うと、得意になってはしゃぐ。彼女はすぐに人と比べたがる。負けてるとすぐに落ち込み、勝ってると思うとはしゃぐ。将来苦労するぞ。


スキー場閉店の16時30分まで滑って帰宅。身体が冷え切ったので、とっておきの備前のとっくりを食器棚の奥から引っ張り出してきて晩酌は燗酒。ちゃんと鍋に湯を沸かして燗をつける。3分ほどで丁度いい温度になった。