こんか鰊と大根の炊いたの

今日は実家で大掃除とおせち料理作りの手伝い。まずは、法事に使った大量の座布団を唐草模様のドロボウ風呂敷に包んで小屋に運び入れて片付ける。手で持つとせいぜい一度に3枚もつのがやっとですが、大風呂敷に包むと6枚は持つことができます。風呂敷は使いようによっては便利なものだと思いました。


次は、家の外回りの落ち葉掃除。あいにく雨がふっているので濡れ落ち葉。竹箒でこするようにしてやっと、落ち葉をあつめることができました。こういうときは、新しいものよりも、使い込んで先がチビた竹箒のほうが腰が強くて掃きやすいようです。


午後は、錦糸玉子作り。卵20個を固ゆでにして白身と黄身に分け、そろぞれを裏ごしします。裏ごしはしゃもじを右手で持って、しゃもじの上に左手を添えて体重をかけて強く押し込むのがコツ。裏ごしした白身と黄身に砂糖を混ぜて型に入れて蒸すと固まります。


夜はテレビをみながら、松前漬用の昆布とスルメを鋏で細く切りました。スーパーに行くと細く切ったものを売っているのですが、うちでは昔から切るのは私の役割。細く切ろうと思うと根気がいるし握力も必要なので、よほどの松前漬好きでないとアホらしくてやってられないかもしれません。私は正月明けに漬かりすぎてれろれろになった松前漬を、ご飯にのせて食べるのが楽しみ。


と、いうことで明日からの御馳走に備えて、今晩は質素に、細く切った大根をこんか鰊で炊いたのが晩御飯のおかずでした。こんか鰊というのは、身欠きにしんを糠漬けにしたもの。ちょっとくせがありますが慣れると旨いです。