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けん玉少女

家に帰ってテレビを見ていると娘が、「見て、見て」と言う。何事かと思って娘の方を見ると、突然けん玉を始めた。もしもしカメよカメさんよ♪〜と歌いながら、カチカチと赤い玉を大皿と小皿の間を行ったり来たりさせた。あっけにとられて見ていると、一度も玉を落とすことなく最後まで歌い終わった。次は、先端の棒に赤い球を刺す。その次はホームランといって、一旦大皿に乗せた玉を根元ではじいてぐるっと回して、もう一度大皿で受ける技。


いやー。たいしたもんだ。年末にけん玉を買った時には何にもできなかったはずなのに。「いつ練習したの?」と聞くと、学校の休み時間に毎日やってたという。一年生の女の子の間でけん玉が大流行らしい。負けず嫌いの彼女のことだから、きっと上手くなろうと必死で練習したに違いない。つるつるだった赤い玉がボコボコの夏みかんのようになっている。