エコ亡国論

鳩山首相が打ち出した、1990年比温暖化ガス排出量25%削減の方針が、いかに無謀で日本の経済に深刻な悪影響を及ぼすことになるかを、コペンハーゲンでのCOP15の混乱ぶりからはじめて、たたみ掛けるように説明していきます。ナイーブな環境至上主義だけでは、国民が大きな負担を背負い込むことになり、企業も海外へ逃げていく。世界全体の排出量削減にも繋がっていかないといいます。


環境問題にはあまり興味なかったけれど、興味ないですましていると大変なことになると思いました。


なんだか、民主党政権に対する官僚のぼやきのような気もしましたが、最後に詳細な具体的な提言をきっちりと、のせている所はさすがです。

エコ亡国論 (新潮新書)

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