300系新幹線

300系の新幹線が3月12日で廃止になったと聞いて意外な感じがした。ついこの前走り始めたばかりのような気がしたから。でも、考えてみれば1992年の導入から20年も経っている。


大阪で大学を卒業して東京の会社で働き始めたのが1991年。学生時代から付き合っていた女の子に会いに、2ヶ月に3回は週末に大阪へ通っていた。はじめの頃は飛行機を使ったり、夜行高速バスや東京発大垣行きの普通列車に乗ったりといろんな方法で所要時間、滞在可能時間、コストの組み合わせを試してみたが、新幹線が一番バランスがいいというのが結論。土曜日の東京駅6時始発で大阪に向かい、日曜日の最終で東京に帰ってくるのが定番だった。


300系の「のぞみ」が導入されて、新大阪発東京行きの最終の発車が21時ちょうどから21時18分に遅くなったことをよく覚えています。料金は1000円高くなるけれど、18分の滞在時間のために迷わずのぞみに乗りました。東京駅着が23時50分、当時住んでいた国分寺の寮にたどり着くのが1時。今思えば、よく次の日ちゃんと仕事に行けたなと思います。大阪行くのは3年くらいは続いたかな。こんな感じで。


で、その女の子はどうしたかというと、今、隣で、口あけてイビキかいて寝てます。