なるほど!これが韓国か―名言・流行語・造語で知る現代史
その時々の名言、流行語をネタに、李承晩大統領から盧武鉉大統領までの各時代を振り返ります。各項目がコンパクトにまとめられているので読みやすい。また、映画、ドラマの時代背景とからめて説明されるので、韓国の映画やドラマをよく見ている人には面白いと思う。
ほんとに韓国のことを全然わかっていない。
- 88年のソウルオリンピックを目前に控えた87年の民主化宣言まで、激しい民主化を求める激しい運動が繰り広げられていたこと。それまでは、大統領の直接選挙が行われておらず軍主導のもとに決められていたこと。
- 反国家活動を規制するという名目で、国家による人権侵害、表現の自由を犯す温床となってきた国家保安法が今も存続していること。
- 男性のほぼ全員が2年間の兵役についていること。
- 97年のIMF危機後に、金大中政権が、新しい産業を振興するために、映画などのコンテンツ産業やIT産業への支援を拡大したこと。
近いというだけで、わかったような気になっていたけれど、全然わかっていない。
なるほど!これが韓国か―名言・流行語・造語で知る現代史 (朝日選書)
- 作者: 李泳釆,韓興鉄
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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