石川県チャリティ100km歩行大会

先週の土日に参加してきた。七尾から小松まで約24時間で完歩した。思ったよりも体にダメージがあったようでまだ足首がむくんでいる。100キロ歩いている間にいろいろ考えたことを書きます。

石川県100km歩行大会公式サイト http://i-100km.com/


1 スタッフのみなさんありがとう
しっかりとした歩道のある幹線道路がコースとなっているので、そんなに道に迷うことはないのだが、主な交差点、迷いやすいところには、必ずスタッフの方が立っていて道案内をしてくれた。歩いている方もつらかったけれど、真夜中の交差点に1人でじっと立って道案内をしながら、参加者に温かい声をかけつづけてくれた、スタッフの方たちも大変だったと思う。ありがとうございます。


2 千里の道も一歩から
あたりまえだけど、車や自転車と違って歩いて行くのは時間がかかる。遠くに目標が見えていても遅々として進まない。なかなかたどり着かないので絶望的な気分になる。走りたくなるくらい。でも、一歩ずつ黙々と歩いていると、間違いなく行きたいところに着く。余計なこと考えずに、一歩ずつ踏み出していると100キロ先に到着できることを身をもって体験した。


3 ちゃんと歩くのは難しい
日本人で初めて標高8000メートル以上の山14座すべてに登頂した、竹内洋岳さんが山を登っているときにどんなこと考えているかと聞かれて、「いかに効率的に足をまっすぐに踏み出すか。」と答えていた。そのことを思い出し、私も体に無理な力がかからないようにリラックスしてまっすぐ足を踏み出すことを意識して歩いた。はじめの2時間はそう思いながら歩いたが、その後、前の人を追い抜くために無理してペースを上げたのが良くなかった。30キロ手前ぐらいから左の股関節まわりに違和感を感じはじめ、左足をかばうつもりで、右足の蹴りを強めにして歩いていたら、40キロくらいで右足のスネの外側の筋肉がはれてしまった。そうなると今度は無意識に右足をかばって歩くため左足首もおかしくなり、そのうち足の裏にマメができ始めて・・・・。60キロから先はボロボロでゾンビのような足取りになってしまった。少しの無理が長距離では蓄積するので、一歩ずつを大切にしないといけない。


4 補給食は羊羹かどら焼き
コース上にコンビにがたくさんあるので、最低限の水だけを持って歩き、コンビにに立ち寄って食料と水を補給しながらあるいた。最初はおにぎりを食べていたのだが、米ばかり食べていたら胸がすっぱくなってきたので途中から羊羹とどら焼きに切り替えた。食べた瞬間に糖分が体にしみこむような感じがして、しばし疲れを忘れられるような気がした。


来年も出るかどうかはわからないけれど、いい大会でした。