ポテトサラダ

義父が家庭菜園で穫れたジャガイモをたくさん送ってくれた。肉じゃがでも作ろうかと思ったがよく考えてみればおとといはカレーだったのでダブっているような気がする。ちょっと目先を変えてポテトサラダを作ることにした。

 

ポテトサラダは、誰がどう作っても失敗はしないのだが「これだ、これが理想のポテトサラダだ。」というふうにビシッと味がきまらない。もうちょっと塩を効かせたほうがいいかな、お酢が足らないかな、マヨネーズ入れすぎたかな、などと何度も味見しながら調整しているうちに、舌が馬鹿になってどうでもよくなってしまう。ジャガイモが熱いうちに味付けするので、冷めてから実際に食べてみると印象が変わる。アンチョビを入れたり、ニンニクを入れると確かにおいしいのだが、何だか少し卑怯な気がする。

 

今日は正々堂々と、ジャガイモとキュウリ、ハム、玉ねぎ、味付けは酢、オリーブオイル、塩、胡椒、マヨネーズだけで作ることにした。

 

じゃがいものごろっとした感触も残したいので、固めにゆでて荒くつぶす。これを、薄く切って塩揉みしたキュウリ、みじん切りにしてしばらく水にさらした玉ねぎ、ハムと一緒にに、酢、塩、オリーブオイルで合える。それから味見をしながら少しずつマヨネーズを入れる。マヨネーズだけだとぼんやりした味になるので、先に酢と塩で味付けするのが好みだ。

 

今日は少し酸っぱくなったけれど、これくらいの方がじめじめした梅雨時にはシャキッとして良い、ということにしておこう。