露先

傘の布を骨に結び付けている部分が壊れた。骨がカーボンファイバーで持ち手が木製の気に入って使っていた傘だ。もう買ってから8年くらい経つ。しばらくは壊れたまま使っていたが、傘を見るたびに悲しい気持ちになるし、新しい傘を買うのももったいないような気がしたので、修理することにした。


「傘 修理」で検索すると、傘を修理するための部品がたくさん売っている。傘の修理の仕方を解説するページもたくさんある。私の傘は、骨の先端の「露先」という部品と布を縫い付けている糸が切れて露先がどこかにいってしまったようだ。傘立てにある他の壊れた傘から「露先」だけ外して合わせてみた。骨が太いので露先が骨の先端に入らない。わずかな違いなのでカッターナイフでカーボンの骨の先端を少し削ったらなんとか入った。


木綿糸で露先と傘の布を縫い付けて完成。縫い方はネットの東急ハンズのページを参考にしたが、ほとんど自己流。居間で傘を広げて独りで悦に入っていたら、妻が娘の傘も直してくれという。見ると私の傘と同じように、露先がひとつもげていた。傘立てに放置してあった傘から露先をもう一つ取ってきて修理した。2回目なので5分で完成。今後、修理することを考えて、壊れたかさから露先を全部外しておくことにした。


今度傘を使うのが楽しみだ。


東急ハンズ 傘の修理
http://hint-file.tokyu-hands.co.jp/maintenance/33.html