6才のボクが、大人になるまで。

主人公の少年が6才から18才で大学に入学するまでの成長を描いた映画で、男の子なら大人になるまでに経験するような危なっかしいこととか、女の子の話とか、どこの家庭にでもあるような揉め事とかが、淡々と描かれている。言ってしまえばそれだけなんだけれど、何がすごいって、主人公の少年を6才から12年間にわたって本当に撮影しているのがすごい。お母さん、お姉さん、お父さんも同じ俳優さんが12年間にわたり演じているので、みんなちゃんと年をとっている。


6才の少年が本当に成長して、同じ人がひげ面の大学生に成長する。たまにしか会わない甥っ子の成長を見守るおじさんのような気分になる。


撮影期間は多分2000年から2012年くらいだろう。時の流れは主人公が遊んでいるゲーム機の移り変わりでなんとなくわかる。ゲームボーイや初代のiMacxboxwiiへと移り変わって最後はiphoneフェイスブックしている。


テキサス、いかにもアメリカという風景が舞台になっているのも良かった。
6才のボクが、大人になるまで。http://6sainoboku.jp