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パブリック

 インターネットが普及しはじめて約20年、未だに我々はネットの価値を最大限に利用できていない。グーテンベルグの活版印刷が発明された時には、50年以上経過してから新しい出版の仕組みが動き始めたという。

 

ネットの価値を最大化するためには、情報を公開しパブリックになることが大事だ、少なくともこれまでのプライベートとパブリックの区分を見直すべきだと言います。

 

企業も政府もとにかくパブリックに。公開が原則。そうすることでつながりが生まれたり、コラボレーションが生まれたりするほか、「完全神話が払拭されるという」ことも著者は挙げています。これは、政府や企業は完璧である、完璧であるべきと信じられてきた。自動車メーカは完璧な安全性を、政府は完璧な制度を期待されてきました。そして何か不具合があれば責任問題となり謝罪会見。

 

できもしない完璧に縛られるのではなく、すべての過程を公開しより良いものを目指していくべきではないか。製品も制度も永遠のベータ版だという前提に立つべきだと言います。

 

無謬であることを前提に、現実を取り繕うよりは、オープンにする方が余程前向きだと思う。

パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ

パブリック―開かれたネットの価値を最大化せよ