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この世界の片隅に

もう一週間前の話だけれど、富山に行って「この世界の片隅に」を見てきた。評判通りいい映画だった。

 

今まで戦争といえば、一億火の玉となって戦争に邁進していたか、ただただ悲惨な日々を我慢して過ごしていたかの、どちらかが強調されるばかりだったが、そこからすっぽり抜け落ちていた当時の普通の人の日常生活が、詳細にわたる時代考証の裏付けのもと描かれている。

 

今の私の生活とそんなに変わらない日常生活があった、今と地続きの普通の暮らしがあった。だけれども、戦争を止めることはできなかった。と思うと、戦争に向かってしまう時代の流れへの抗いようのなさが迫ってくる。

 

当時を生きたわけではないので、本当のところはよくわからないけれど、時代の気分がすくい上げられているように思う。母親にも見せて感想を聞いてみたいと思った。

konosekai.jp