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いなさでウリボウのスペアリブロースト

年度末のアレヤコレヤを片付けて、職場を後にしたのが夜の9時。7年間お世話になった職場を離れて来週からは新しい部署で働くことになる。まあ、小さいながらもひとつの区切りということで、いなさに行って呑むことにした。

 

ひとつの区切りということで、これまで気になっていたけれど一度も食べたことがない、ウリボウのスポペアリブローストを注文する。「骨も含めて250グラムになります。ちょっと量が多いですよ。30分くらいかかります。」と言われたけれど、何にも食べずに腹は空いている。うまいもののためなら30分くらい待つ。断固とした態度で「お願いします。待ちます。」と伝える。

 

自然薯とカブ、にんじん、大根の古漬けをつまみに白ワインを呑みつつ、手際よくスペアリブが料理されていくのを眺めながら待つ。

 

フライパンに、肋骨5本分くらいの肉の塊をのせて塩胡椒をすり込み、油をかけてオーブンに入れる。15分くらい経ったら一旦フライパンを取り出して、コンロにかけてローズマリーを投入。フライパンににたまった油を肉にかけながら表面に焦げ目をつける。ローズマリーの爽快な香りが店内に拡がる。もう一度オーブンに入れて更に10分くらい待つ。

 

肉をオーブンから取り出して、肋骨の間に切れ目をいれて再び火をつけたコンロの上で油をかけながら火を通す。落ち着かせるためになのか、一旦コンロの上の棚に置いて、その間に付け合わせの葉っぱをドレッシングと和える。これでもかというくらい手でかきまぜて、ドレッシングを葉っぱ一の表面に均等に拡げる。

 

箸で食べやすいように包丁で肉を骨から削ぎ取って、薄く切ってお皿に葉っぱといっしょに盛り付けて完成。

 

待った甲斐あり。肉に臭みもなく絶妙な火の通し加減。脂身の外側の皮のゼラチン質の旨味と歯ごたえが良かった。1,500円と居酒屋の一品としては高い印象を受けるけれど、これだけで他に何もいらないくらいの満足感。赤ワインを2種類飲みながら、夢中に食べた。肋骨についた肉までしゃぶった。

 

ご主人がテキパキと料理する姿を眺めているのも楽しい。   ごちそうさまでした。