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AI経営で会社は甦る

AIやIoTが今後の企業経営に大事だと思うのだけれど、どういうふうに受け止めて取り組んだらいいのか考えている人は読んでおくべき本。

 

まず、日本はこれから人口がどんどん減っていくので、景気の良し悪しに関わらず人手不足の状況が続いていく。既に飲食や小売業、医療、介護、物流などのローカル経済において人手不足が深刻な状況になっている、というのが大前提。

 

そのことから、今後のAIやIoTの普及は日本にとって大きなチャンスだと言います。なぜならば、既に移民を受け入れている欧米諸国では、AIやIoTによる省力化の成果を社会に実装する際に、大きな反発を受けるが、日本では人手不足が深刻なためそのような反発なしに世界に先駆けて導入できる可能性が高いからだ。

 

また、AIやIoT導入の効果は、既に厳しいグローバル競争の荒波に揉まれ続けた製造業よりも、地域性の強い、サービス業や物流業、医療介護のローカル経済に大きいと言います。

 

一方で、AIやIoTの仕組み自体は、いずれ誰かがデファクトスタンダードを確立することになるだろうから、中途半端に独自のものを作ろうとして消耗するよりも、ベストプラクティスを見極めてうまく利用して商売に結びつけるかが大事だと言います。ポイントは日本が得意なメカ(ハードウエア)の部分とソフトをどうすればうまく組み合わせることができるかだ。

 

電話やインターネットと同じように、AIも普及してしまえばそれが競争条件になるわけでないのだ。

AI経営で会社は甦る (文春e-book)