ゼロベースランニング 走りの常識を変える!フォームをリセットする!

「Born To Run」を読んで、人間の足は長距離を走るために進化してきたのだから、足の機能を損なうような厚底靴ではなくて裸足に近い状態で走るべきだ、というベアフットランニングに興味を持ち、5本指の靴でも買おうかとアマゾンで物色していた時に、あなたへのおすすめ商品の中にこの本を見つけた。

 

足を体の真下よりも前に振り出して踵から着地しようとするから、足の裏や膝に大きな衝撃がかかるのであり、その状態で足首で地面を蹴ると体を上方に押し上げてしまい前進する力にならない。真下より後ろに着地するように意識すれば、自然とつま先や足の真ん中あたりで着地することになり、足首を伸ばす動きは体を前に押し出す力になる。とこの本の一番初めに書いてある。

 

早速試してみた。長年、できるだけ足を前に出してストライドを伸ばそうとしてきただけに、なかなか慣れない。屁っ放り腰のペンギンみたいだ。ただ、1時間走った翌日も膝や腰、足首の疲労感が少ない。いつもは夜ベッドに入って足首や膝をゴリゴリ回してストレッチしていたのだが、その必要を感じないくらい楽だ。一方ふくらはぎに負担がかかるのか、筋肉がこわばって走った後につりそうになった。

 

走っている感覚としては、自分が地面を蹴って前に進むのではなく、地球を大玉と考えて玉乗りをするようなつもりでいると足がスムーズに回る。玉乗りなので、転ばないように足を体の真下に着いて、球を自分の後方へ引き寄せて回す感覚。

 

長距離を走っても体に痛みを感じないのが何よりだ。いい感じなのでしばらく続けてみようと思う。

ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!

ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!