牛鍋風

娘と二人だけの日曜日の晩御飯。何を食べようかと考える。知り合いからもらった葱が大量にあるので早く食べないと干からびてしまう。娘は葱が好きなので、牛鍋風のものを作ってみることにした。素直にすき焼きにすればいいのだろうが、甘くこってりした脂っこい肉を食べたい気分でない。もうちょっと汁気が多くて、スッキリした味、そう、肉たっぷりの肉うどんのうどん抜きのようなイメージ。

 

葱3本を3センチほどの筒切りにして鍋に並べる。その周りに牛肉の薄切りを配置。火にかけて、肉と葱に火がとおていい香りがしてきたところに、だしつゆの本をかけうどんに使う濃度に薄めて鍋に注ぐ。酒をドボドボ、みりんを少し追加。食材入れに中途半端に残っていた葛切りと麩も投入。あくを取りながら煮込んで葱が柔らかくなったところで完成。

 

熱々をそれぞれが小皿に取って食べる。よく火が通った葱のぬるっとした食感がいい。肉もあっさりして食べやすい。娘にも好評だった。具を全部食べ終わったら、残った汁にご飯を入れて雑炊にした。仕上げに溶き卵を入れた。

 

材料は2種類だけ、調理時間も20分程度と手間もかからない。葱をたくさん食べ他ので体がほっかほかだ。

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