窓掃除

母から、正月までに窓掃除をするようにとの指令があり、土曜の朝、部活に出かける娘を高校まで送った後、そのまま加賀市の実家へ行く。

 

9時前に到着して玄関を開けようとするが、鍵がかかっていて入れない。早起きの母がこの時間まで寝ているなんて、もしや布団の中で倒れているのではと思い、慌てて庭に入って覗くと居間でテレビを見ている。窓ガラスを叩いて知らせて鍵を開けてもらう。一昨日から風邪ひいて、昨日は1日中寝ていて、今起きたばかりとのこと。

 

コーヒーで一服してから窓掃除を始める。まずは網戸を外して小屋の壁際に立てかける。本来なら網戸は水洗いして乾かしてから仕舞うべきなのだが、小雨が降っているので、来年の夏に網戸を取り付ける時に洗うことにする。

 

ホースでじゃぶじゃぶと窓ガラスを濡らしてブラシでこする。そのあとスクレーパーで水分をキレイに拭う。実家は海岸から200メートルくらいしか離れていないので、冬場に海が荒れると塩分交じりのしぶきが飛んで来る。それが窓ガラスに着いて白くガラスが曇る。増築した仏間と和室には縁側があって、縁側は全面がガラス窓に覆われている。玄関の風除室のガラスも洗う。全部終わらすので1時間半かかった。

 

ホースを片付けながら出来栄えを眺める。網戸を外してスッキリした窓ガラスがピカピカと光っている。満足。

 

昼ごはんの時間。母は病み上がりで食欲がないらしく、スーパーで巻き寿司とみかんを買ってきてくれという。車で10分ほどの所の小さなスーパーへ行き買ってくる。私は天ぷら蕎麦にしようと、冷凍の蕎麦と野菜かき揚げを買う。

 

二人でテレビを見ながら昼飯を食べて、少し昼寝をして14時に実家を出て金沢に戻る。