ぶどうパン

日帰り東京旅行の最後に、妻へのお土産も兼ねて湯島の「舞い鶴」というお店でぶどうパンを買った。17時閉店なのに、最寄りの御徒町駅に着いたのが、16時45分。慌てて歩き出したものの、方向を間違えて引き返すなどしていたために、お店に着いたのが17時。

 

カウンターの中にいたご主人に「ぶどうパンありますか?」聞くと、「大と小しか残ってない。」とのこと。事情がよく飲み込めず他に何があるんだと思いつつ「じゃあ、大くださいと。」と大きい包みを手に取ると、パンとは思えないくらいにズシリと重たい。「重いですねぇ。」というと喫茶コーナーでコーヒーを飲んでいた常連さんと思しき男性に「ここのは沢山ぶどうはいってるから。」と教えてもらう。下町の昔ながらのパン屋さん兼喫茶店という感じのお店。

 

翌朝、スライスしてトーストしてたっぷりバターを塗って食べてみた。パンに干しぶどうが入っているというよりも、もはや干しぶどうの隙間にパン生地が挟まっている。妻も私も大喜びで食べたが、あまりレーズンが好きでない娘は手をつけなかった。息子も干しぶどうは嫌いだと言っていた。ヤマザキのレーズンパンのテレビCMも明らかに高齢者をターゲットにしていたので、もしかしたらレーズンを喜んでたべるのは年寄りばかりなのか、などと考えながら2切れ食べた。満足。

 

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