2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと昔の道具から見なおす住まい方

まな板、包丁、砥石、亀の子たわし、へちま、貝なべ、羽釜、ほうろく、七りん、すりこぎ、すり鉢、鰹節けずり、そば打ち、餅つき臼、石臼、飯櫃、米びつ、乾物箱、揚げ板、漬物石、漏斗、竹の皮、ちゃぶ台、箱膳、漆椀、醤油刺し、箸、箸箱、かなだらい、ト…

自由研究

今年の長男の自由研究のテーマは、「透明な氷を作るには?」だ。10日程前から、アイスキャンディーを作る容器を使って、水の種類や凍らせ方を変えて実験をしてきた。自分でまとめとけよと言ってはあったけれど、全然進んでいない。今日は、これまで集めたデ…

読書について

本を読んで、RSSで沢山のブログを読んで、外に出ているときもiPhoneでweb見て、メール読んで・・・。最近朝から晩まで、四六時中活字を目で追っているような気がする。見境なく活字を読んで1日を過ごし、夜には疲れ果てていることがある。 読書とは他人にも…

宇宙エレベーター

静止軌道上(地球から約36,000Km上空を、地球の自転と同じ24時間周期で回る)の人工衛星から、ロープを地球に向けて伸ばす。すると、重心が地球よりになるので、そのままでは、地球に落ちていってしまう。地球と反対側にも同じ長さのロープを伸ばすと引力…

暮らしのためのデザイン

昔の日本の家や道具は、「身度尺」で測って作ってあったので使いやすかった。 「身度尺」とは、人の身体の長さに合わせて道具や家の寸法を決めることです。お椀なら四寸(120ミリ)。日本の何処の漆器産地の汁椀も4寸になります。これは、両手の親指と中指で…

戦争請負会社

必要最小限の機能のみをもつ政府の例えとしていわれる、「夜警国家」。国は警備と防衛だけをやってればよろしい。それ以外の余計なことはするな。と言ってたら、現実はもっとすすんで、警備や戦争を国に変わってやってくれる「戦争請負会社」が勢力を伸ばし…

柴田是真 漆*絵 展

妻と子供達が大阪へ帰省したのを幸いに、富山の水墨美術館へ柴田是真の漆絵を見に行ってきた。色漆を駆使した絵や、文箱や印籠などの漆芸品、水墨画が80点あまり展示されていた。 見た目は陶器の茶入れだけど、実は漆で飴色に塗り陶器に似せて作ったものや…

非才

人の能力は遺伝できまるのか、後天的な努力で決まるのか?著者のマシュー・サイドは100%、後天的な努力で決まると言います。生まれつきの才能なんて、ない。若くして世界トップレベルで活躍する、神童と呼ばれるような人たちも、若いころからすさまじい…

手仕事の日本

昭和10年代に、柳宗悦が産地を訪ねて確認した、全国の美しい手仕事の品を北海道から順番に紹介していく本です。今はもう残っていない手仕事も多いのではないかと思います。多く紹介されているのは、和紙、絣、紬、陶器、磁器です。既に商業主義に毒されてい…

いってらっしゃい

長男をサンダーバードに乗せて、大阪の妻の実家へ一人っきりで行かせた。初めてなのでホームに出て見送った。昨日までは強がっていたけれど、いざ電車に乗り込む時になったら、不安で情けない顔してた。これで、また少し世界が広がればいいと思う。

火の誓い

陶工 河井寛次郎のエッセイ集。昭和10年代、20年代に書かれたものが多いです。故郷である島根県安来の風物を描いた第三篇「町の景物」は、風土に根ざす生活の様子がありありと綴られます。雲雀を追う話や、雪に閉じ込めらた冬が浜鳴りの響きとともに、春…

誰もいない海

今週も実家近く海で泳いできました。土曜日は午後3時から5時まで、日曜日は午前10時から12時まで。これで3週連続、今年4回目の海水浴です。日曜日には子供達も『え〜、また海に行くの。』と少々げんなりした表情でしたが、行ってしまえば楽しく遊ん…