2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ちびハタハタ

一夜干しにする小魚を求めて今週は「金沢港いきいき魚市」に出かけた。午後4時の閉店まぎわに入ったので、ほとんどのお店が店じまい中。かろうじて北側の出入り口近くのお店にハタハタがトロ箱一つ分残っていた。小柄なハタハタだけど全部で300円。金沢…

とどヶ崎

本棚に、表紙がボロボロになった東北地方の道路地図がある。大学3年の夏休みに、16日間かけて東北地方をオートバイで旅行した時に使ったものだ。自分が走ったルートやテントを張った場所を蛍光ペンでしるしをつけてある。角館には、「コインランドリーで洗濯…

鰯の塩煎り、ハタハタの干物

東出珈琲店に行った帰り道、近江町市場を通り抜ける。今週は鰯とハタハタが安い。それぞれ2山ずつ買って帰る。鰯は、頭を落として内臓を取り出して、水洗いをして、塩煎りにした。鍋に鰯を敷き詰めて生姜を入れ、お酒と塩を振って火にかける。一呼吸置いて、…

危機の宰相

戦後最大のコピーである「所得倍増」を考え出した3人、首相の池田勇人、首相秘書の田村敏雄、経済学者の下村治を巡るお話。沢木耕太郎が1977年に雑誌に発表していた原稿を、2006年に30年ぶりに単行本として完成させたもの。 3人の共通点は敗者と…

どうして僕はこんなところに

そっけない文章。でも何度も読みたくなる。ブルース・チャトウィンが自ら構成した、歴史や旅、美術界に関する短い文章を集めた本です。 学生の時、チャトウィンの「パタゴニア」を読んだ。はじめは、なかなかすっと頭にはいってこないと感じた。背景の説明、…

めぎすの干物

ひとやま200円のめぎすを買ってきて干物にした。魚をうまくさばくことはできないけれど、頭を落として内蔵を出すことぐらいはできる。内臓を取り出しためぎすを水洗いして、濃い目の塩水に2時間程しばらくつける。後は、日向で1日干すだけ。生では水分…

花見

桜は満開。抜けるような晴天。市民芸術村へ花見に行ってきた。早起きして、ご飯を炊いてお稲荷さんを作り、玉子焼き、竹輪を焼いてタッパーにつめる。自転車を4台連ねて市民芸術村に向かう。芸術村の北西側の大きな桜の木の下で食べる。桜の周りは人がいっ…

アメリカンなレストラン「アウトバック」

血のしたたるような赤身のステーキが食べたい。という私の希望と、ラムチョップにかぶりつきたい。という妻の希望を両方満たせるということで、大阪駅近くにあるアウトバックというお店に行ってきた。ここの名物はブルーミンオニオン、玉ねぎ一つまるごとの…

十三まいり

関西では、十三まいりという習慣がある。小学校6年生になると京都嵐山の法輪寺にお参りする。その時に、自分の大切にしていることを表す漢字一文字を書いてお寺におさめる。お参りのあと、渡月橋を渡って家路につくのだが、渡りきるまで決して振り返っては…

大学を散歩

小学校の卒業式を終えて、息子は長い春休みに暇を持て余していたので、電車に乗って1人で大阪のおじいちゃんの家に行ってきたら、と水を向けると、それじゃあ!と喜んで木曜日に出かけた。私もも久しぶりのご機嫌伺いにと、後を追いかけて、土曜早朝5時に金…