2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜか呑みに行きたくなる月曜日

なぜか月曜日に呑みに行きたくなる。週の始めに呑みに行くと後が大変なのはわかっているけれど、呑みに行きたい。とあるバーでその話をしたら、「そういうお客さん、多いですよ。」と言われた。土曜日、日曜日とずっと家族と一緒に過ごした結果、ストレスと…

カワハギの煮つけ

昨日、図書館の帰りに近江町市場に寄ったら県内産のカワハギが沢山出回っていた。6尾で500円と安かったので買ってきた。鍋に入れようかとも考えたが、シンプルに煮つけてみた。 底が広い鍋に酒、醤油、みりんと少しだけ水を入れて火にかける。全体の量は推進…

冬の朝

目が覚めて時計を見ると5時、いつもより静かだ。夜の間に雪が積もったに違いない。ベッドから出て玄関の新聞を取り、台所に行きお湯を沸かす。窓の外を見ると5センチくらい積もっている。白湯をのみながら新聞を眺めていると妻が起きてきて息子の弁当を作り…

ある明治人の記録

この手記を残した、柴五郎は明治33年の北清事変のとき北京駐在の武官として冷静に行動し、世界の賞賛を得た軍人。会津藩士の子であり、戊辰戦争で会津落城の際に祖母、母、姉妹が自刃している。その後会津藩が下北半島へ移転し斗南藩となったときに、父兄と…

このわた

「このわた」をいただいた。「このわた」はナマコの内臓を塩辛にしたもの。せっかくなのでちょっといいお酒を買ってきて食べてみた。 塩辛くてちょっと渋みがあって、口に含んでからお酒を飲むと、まことに旨い。少し渋みを感じるのはホヤに近いかもしれない…

「城下の人」、「曠野の花」、「望郷の歌」、「誰のために」 石光真清の手記1〜4

石光真清は1868年、明治維新の直後に熊本藩に生まれ、1942年に76歳で亡くなっている。この本は彼の子供時代から晩年までを綴った手記。真清の長男、真人の手で昭和33年に出版されている。 真清は日清戦争に従軍した後、日本の将来にとってロシア情勢を研究す…