2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

錯覚する脳 「おいしい」も「痛い」も幻想だった

著者の前野隆司さんは、ロボットや触覚について研究している方。著者の「受動意識仮説」(意識は、無意識の脳の働きが作り上げたイリュージョン、意識は行動の原因ではなく、無意識が行った処理の結果)を説明するために、前半では、触覚、聴覚、視覚などの…

イエローストーン国立公園

1996年頃、カリフォルニアのサンノゼに住んでいた時のお話です。まだ子供もいなかったので、長期の休みがとれれば妻とふたりでテントをもって国立公園をまわっていました。9月に遅めの夏休みをとることになり、やっぱり一度は国立公園発祥の地であるイエロ…

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?

なぜ、私はこの世に自分の意志ではなく生れさせられ、苦しみあえいで生きねばならず、そしてじきに死んでしまわねばならないのか、しかもほとんど何もわからないままに。 著者にとって、最も重要なのはこの問いに正面から取り組んで考え抜くこと。その他のこ…

たい焼き、50尾

大阪に住むおばさんが、息子の進学のお祝いにと、たい焼きを送ってくれた。尼崎にある「二万翁」という地元では有名なたい焼き屋さんのものらしい。たくさん送っても送料は変わらないからと、豪快にも餡入りを25尾、カスタードクリーム入りを25尾の合計…

意識は傍観者である 脳の知られざる営み

日々の行動の中で、意識が果たしている役割っていうのは、ものすごく小さいですよというお話。 前半には、意識がアクセスすることができない(無意識な)脳の働きが日々の生活のほとんどを取り仕切っている事例がたくさん出てきます。 初めて車の運転を学ぶ…

海賊の経済学 見えざるフックの秘密

海賊の組織マネージメントの手法を、経済学の考え方で分析した本です。 海賊の世界では、収入の格差が小さかった。船長と下っ端の船員でも2倍程度の違い。下っ端船員の待遇は普通の商船よりも格段に良かった。 どの船を襲うのか、航海を続けるのか、引き上…

ひじきの煮物

外はこの冬初めての本格的な雪なので、今日は家に引きこもって読書。 久しぶりにひじきの煮物が食べたくなったので、自分で作ってみた。 ひじきはたっぷりの水に30分ひたしてもどしてから、ざるにあけて何回か水をかえながら洗う。人参は千切り、油揚げは…

鶏鍋

「晩ご飯何食べたい?」と子供たちに聞くと、「鍋」と声を合わせて答えが返ってきた。妻は鱈鍋が食べたいようだったが子供たちの希望により鶏鍋を作ることにした。 午後3時過ぎに歩いて近江町市場へ買い出しに出かけた。様子を見るために一通り回る。魚は地…