2015-01-01から1年間の記事一覧

風呂そうじ

午前中は家族総出の大掃除。妻は台所のガスレンジと冷蔵庫内のそうじ。子供達はそれぞれの部屋、私は風呂をそうじした。 天井や床、ドアの縁のところどころに黒く発生したカビにカビキラーを吹きかけてラップでパックして30分ほど放置する。100%すっき…

花札

妻が花札を買ってきた。 正月に実家へ帰ったときにみんなでやるんだと言う。妻は子供の頃に親戚一族が集まるといつも花札をやっていたそうだ。私も子供達もやったことないので妻に手ほどきを受けながらやってみた。 最初なので花合わせを役の点数なしでやっ…

コトラー世界都市間競争

国家の富を生み出すのは都市地域であり、都市地域に富をもたらすのは多国籍企業である。ということを前提に、都市がどうやって多国籍企業を誘致すべきかを論じた本。 交通アクセス、都市が供給できる人材、都市が提供できるサプライチェーンなどを検討して、…

棒鱈

近江町市場へ行っておせち料理に使う棒鱈と昆布を買って、実家の母へ届けてきた。 朝の10時頃に近江町市場へ行くと観光客と正月用の買い出しの人が合わさって大変な混雑だった。いつも行く魚屋さんで水で戻した棒鱈の半身を、乾物屋さんでは松前漬け用の昆…

語りえぬものを語る

毎回最後まで通読できないけれど気になって何度も手にとる本。今回が4回目。哲学者である著者が考えていること、著者が見ている思索の風景を、読者に同じように体験してもらいたいとの意図で書かれているので、噛んで含めるような丁寧な説明だけど、簡単で…

Dearダニー 君へのうた

この前の土曜日に娘の友達が大挙して遊びにきたので家を追い出されて、シネモンドで見て来たアル・パチーノ主演の映画。 アル・パチーノ演ずる歌手ダニーのダメさ加減がいい。ダニーが心機一転して曲を作るために滞在するホテルのマネージャー、メアリーを演…

意識と脳 思考はいかにコード化されるか

意識とは何か?という問いに対して、科学がどこまで解明しているのか、現在の状況がよくわかります。1990年代以降、fMRIや脳磁計などの装置を使って脳の各部分活動状態がリアルタイムに解明できるようになり、実験によって意識した時と無意識の時の脳の…

ブルーベリージャム

今年うちの庭で穫れたブルーベリーでジャムを作った。冷凍庫で保存していたものをジャムにした。 ブルーベリーと好みの量の砂糖を鍋に入れてしばらく放置しておくと、ブルーベリーから水分が出て砂糖と交ざり合う。1週間くらいで食べきるつもりなので砂糖は…

換気扇まわりのそうじ

去年の夏以来、全く掃除してこなかった台所の換気扇を掃除した。 フィルターを取り外してレンジフードの中に体をねじ込みながら換気扇と内側を掃除する。肩や頭がいろんなところにぶつかって大変掃除しずらい。なんとかならんかと思っていると、レンジフード…

トルストイ民話集 イワンのばか

古くから伝わるロシアの民話を、トルストイが仕立て直した作品が9編収録されている。軍隊やお金に振り回される世の中を批判し、人のために地道に働くことが何より大切だということが繰り返される。民話なので簡単な言葉で平易な構成で書かれていて、いたっ…

趣味アイロン掛け

ここ2ヶ月程アイロン掛けが楽しくてたまらない。毎週末、1時間半程で、ワイシャツ2枚にアイロンをあてている。スプレーのりを買ってきて襟とカフスに糊付もしている。アイロン台のマットも新調した。アイロンをかけていると襟元の汚れが気になるので、お…

人工知能 人類最悪にして最後の発明

この本が言っているのは、次の2点。 自己を認識し人間並みの知能を持つ人工汎用知能(AGI)が開発されれば、人工知能がさらに賢い人工知能を人類の進化よりも何倍も速く開発することになり、人工知能は指数関数的に賢くなる。あっという間に人間の10倍、100…

岩波講座 日本歴史 第1巻 原始・古代1

弥生時代から聖徳太子の時代は、私の頭の中では歴史の空白地帯。土器、古墳、銅鏡や銅鐸、邪馬台国、前方後円墳など、文物の名称は思い浮かぶけれど、それらが相互につながらない。このころが国のかたちが固まった重要な時期なので、通史で復習してみた。 一…

金沢マラソン

先週の金沢マラソンにはスタッフとして参加した。 20キロ付近の山ノ上交差点あたりに交通整理で立っていた。1万2千人というのはものすごい数だ。先頭が通過してからほぼ2時間にわたってランナーがほぼ途切れることなく駆け抜けていった。近所の人たちも…

五目豆

五目豆を作ってみた。作り方は辰巳芳子の「ことことふっくら豆料理」から。 大豆は一晩水につけてうるかしておく。大豆を茹でている間に、人参、牛蒡、蓮根、こんにゃくを大豆と同じくらいの大きさに刻んでおく。大豆にほぼ火が通ったら、ごぼうと蓮根を鍋に…

灯台へ

ヴァージニア・ウルフ(1875年~1941年)はイギリスの女性作家。「灯台へ」は彼女の代表作らしい。 小さな島にある別荘で過ごすラムジー家の人々や客人達の様子を綴った第一部「窓」。第一次世界大戦を挟んだ10年の時の経過を示す第二部「時はゆく」。10年後…

ことことふっくら豆料理

あまりの暑さにふうふう言っていた頃には考えもしなかったが、秋が深まり寒くなってくると豆でも炊いてみようかという気になる。 そんな時には、辰巳芳子の「ことことふっくら豆料理」をひっぱり出してくる。今回は子供たちにも食べやすいようにと、手羽先と…

原始仏典 第四巻 中部経典1

原始仏典の第4巻。第1巻から第3巻が長部経典で、この第4巻からは中部経典です。長部経典は長編のお経。中部経典は中くらいの長さのお経という程度の意味だそうです。 まさにそのように、いいかね、修行僧たちよ、なんでもあなたたちのものでないものは捨てな…

戦争と平和

中学生の頃に読んでみようと思い立ち1巻と2巻を買ったものの、100ページくらいであまりの登場人物の多さとロシア人の名前の覚えにくさのため挫けてしまい35年ほど放置してあった新潮文庫をひっぱり出してきて読み始めたら、面白くて3巻と4巻も買って最後まで…

アイロン掛け

新しいワイシャツを2枚買ってきて、洗濯しみたら見るも無残なくらいシワシワなった。2枚とも形状記憶シャツではなかったようだ。忙しい妻に毎回アイロン掛けをお願いするのも忍びないので、妻に少し教えてもらい自分でやってみた。 襟の下、肩から背中にか…

偽装工作

知り合いと急に呑みにいこうということになって、その居酒屋で呑んでる最中に、「急遽呑みにいくことになって奥さんに連絡するのを忘れたらどうするか。」という話になった。 私の場合。たいていはちょっと遅くなっても電話するけれど、朝喧嘩して妻の機嫌が…

夕暮れ散歩

午前は掃除をしたり洗濯をしたり、妻と近江町に買い物に行ったりして過ごす。お昼は冷蔵庫の残り物の白菜ともやしで野菜ラーメンを娘も入れて3人で食べる。午後は妻が昼寝している間に茄子のオランダ煮を作る。 3時過ぎには、今日一日の用事を全てこなした…

セヴァストーポリ

セヴァストーポリ はクリミア半島の都市の名前。クリミア戦争(1853年~1856年)では、この都市を巡って激しい攻防戦が1年近く戦われた。この本は、トルストイがロシアの砲兵士官としてセヴァストーポリの戦いに従軍した経験をもとに、当時の戦場の…

秋空バーベキュー

猫つながりの知り合いを3家族お招きして我が家でバーベキューをした。あらかじめ、コストコででっかい袋のポテトチップスとワインを3本、シードル、スペアリブを1キロ、焼き肉用の牛肉を1キロを買ってきた。 スペアリブは、昔買った「バーベキューの王様…

経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い

経済学の基本的なトピックスから最近の話題まで、まんべんなくバランスよく扱われている。しかも、数式は一切なし。読んで面白い。各章の内容を目次から抜粋すると、 1 市場の力 2 インセンティブの重要性 3、4 政府と経済 5 情報の経済学 6 生産性と…

ワーク・ルールズ

帯に書いてある通り、グーグルの人事担当トップが、毎年会社の規模が大きくなるなかで、どうやって社員の質を保ち、組織の文化を維持してきたかを、採用、人材育成、業績評価の面から書く。 卒業した大学と会社での業績は、卒業後3年以上経過するとあまり関…

金沢JAZZ STREET

香林坊の大和の裏のいしかわ四高記念公園へ、金沢JAZZ STREETのコンサートを聴きに行ってきた。ビッグバンドが入れかわり立ちかわり演奏するのを、芝生の上に寝そべり、ビールをデレデレ飲みながら聞く。暑くもなく寒くもなく。空気は澄んでいるし、明日も休…

大森荘蔵 哲学の見本

ものがそこに見える、例えばテーブルの上にティーカップが見えるとはどういうことなのか。網膜に像を結ぶだけではティーカップだとは見えないのではないか。 ものの実体があって、それを心(脳)で認識しているのか。 自我とは何か。ほかの人は、自分と同じ…

風呂掃除

夏の間、風呂掃除をサボってきたら浴室の床に汚れがこびりついたのか薄っすらと茶色くなってきた。壁にも所どころしみのような汚れが目立つ。湯船の蓋にもカビが生えて黒ずんできた。今日は性根をすえて風呂掃除をした。 まずは、スポンジに風呂用洗剤をつけ…

ヨオロッパの人間

この本で吉田健一は、ギリシャ、ローマ時代から中世、ルネッサンス、近代までヨオロッパの人たちがどんなことを考えていたかをざっくりとまとめる。 18世紀と19世紀のヨオロッパの違いについて語っているところが面白い。 ヨオロッパの18世紀は、文明…