2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

秋刀魚のコンフィ

仕事帰りに別院通りの「いなさ」に寄る。鯛と生姜の和え物で白ワインを飲んだ後に、秋刀魚のコンフィをお願いする。コンフィというのは低温の油でゆっくりと加熱するフランスの調理法のこと。秋刀魚を丸ごと油に入れて100度以下の温度で1日加熱するそうだ。…

地方創生大全

役所の補助金を使って地域振興事業をやることのダメさ加減を徹底的に見せつけます。 まずは「ゆるキャラ」から。大のおとなが税金を使ってまでやる程のものか、ゆるキャラグランプリを取ったところで経済効果があるのか。と切り捨てます。実は大した成果をあ…

日曜大工

妻がガスの乾燥機を買った。乾燥機をお風呂の脱衣所の棚があったところに置いたので、棚に入れていたバスタオルや下着を入れる場所がなくなった。そこで洗濯機の上の空いているスペースに棚をつけることにした。ついでに妻からずっと言われていた脱衣所に洗…

絵でわかる人工知能

シンギュラリティにニューラルネットワーク、機械学習、ディープラーニング、ベイズ統計、モンテカルロ木探索、などなど。人工知能に関する用語の数々をイラストとともに解説します。 著者は、「人工知能が囲碁で人間に勝った。さあ大変。人工知能が人間を超…

海商三代 北前船主 西村屋の人々

羽咋市一宮に本拠を置いた北前船主の西村屋の勃興から没落まで三代の歴史。初代の忠兵衛が生まれたのは、1819年(文政2年)、三代目の忠吉が亡くなったのは1934年(昭和9年)この間の約110年の激動の歴史です。 初代は北海道の鰊〆粕の取引で大儲けし、2代…

都市を生きぬくための狡智 タンザニアの零細商人マチンガの民族誌

タンザニアで古着の売買に関わる人たちを民俗学的に調査するために、実際に古着の行商人や仲買人になった体験や聞き取り調査の内容を論文の形にまとめた本です。著者は当時大学院生だった女性。決して治安がいいとは言えない、タンザニアのとある都市の繁華…

(インターネット)の次に来るものー未来を決める12の法則

インターネットの次はどうなるのか? 12の方向を解説する。 コグニティブ=認知する。いろんな機械が環境、状態を認知するようになるそうだ。 〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則 作者: ケヴィン・ケリー,服部桂 出版社/メーカー: NHK…

パクリ経済ーコピーはイノベーションを刺激する

著作権によっても、特許によっても保護されないもの、料理のレシピや洋服のデザイン、お笑いのジョーク、手品のタネ、アメフトのフォーメーション。これらは法律で保護されなくても革新的なイノベーションが次々と産み出されている。なぜ、法律で保護されな…

阿含経典 2

阿含経典の2巻目、この巻では「六処」と呼ばれる、人間の6つの感覚器官、目、耳、鼻、舌、皮膚、心と、それぞれの感覚器官から入ってくる、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、意識をいかに制御するかについてが述べられる。後半は「偈」という詩の形式で語ら…