2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

土用の丑、墓そうじ

金曜の夕方、土用の丑の日のうなぎを届けに、実家の母のところへ行きそのまま一緒に晩御飯を食べる。今はお商売をやめてしまった魚屋さんが土用の丑のうなぎだけは注文をとって焼いてくれるという特別なうなぎだ。身が厚くてふんわりと柔らかく、クセもない…

ロング・マルシュ 長く歩く アナトリア横断

60歳で退職した新聞記者がトルコのイスタンブールから中国の西安までシルクロードを4年がかりで歩いて旅する。この本はその中のトルコ国内編。イスタンブールからイランとの国境近く、アララト山の麓の町ドウバヤズトまでを歩いた記録です。 著者が年齢を…

ベランダでバーベキュー

妻が羊を食べたいと言うので朝一番でコストコへ行きラムチョップと豚スペアリブを買う。ついでにサザエも。ラムチョップは塩胡椒してオリーブオイルとピノノワールとローズマリーでマリネする。スペアリブは15分ゆでてから、タマネギ、ニンニクをすりおろし…

阿含経典1

阿含経典は、原始仏典の中の相応部経典の中国語訳。釈迦が弟子たちに直接話した言葉をもっともよく伝えていると言われている。相応部経典とは、縁起、因縁などのテーマに関連した説教をまとめて編集した経典です。 1巻では、仏教における存在の法則である「…

エバンス

息子は塾、娘は部活で1日家にいないので、今日は妻と二人で久しぶりに外でお昼を食べることにした。 落ち着いてゆっくり食事できそうで、それほど堅苦しくもなさそうなので、尾張町にあるイタリア料理のエバンスに行ってきた。香林坊へ歩いて行く時にお店の…

あるミニマリストの物語ー僕が余分なものを捨て人生を取り戻すまで

妻も子供もいる身で、家中のものをじゃんじゃん捨ててしまう訳にもいかないのですが、近頃、余分なものはできるだけ持たないようにしたいと感じています。 ものが増えると、置いておく場所や、それを維持するお金、手間が必要となり面倒です。特に以前はあれ…

私は魔境に生きたー終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年

太平洋戦争中、東部ニューギニアでの戦闘で山奥に取り残された著者が、その後10年間にわたり仲間と山中で生活した記録。 戦闘に敗れて、山奥を彷徨する兵士たちが飢えやマラリアでバタバタと倒れていくところは悲惨としか言いようがない。行軍の経路に脱落…

「食の職」新宿ベルク

JR新宿駅の東口のすぐ近くにある、ベルクというお店の副店長さんが、お店について語った本。15坪の小さいお店だけれど、本格的なコーヒーやパンを安く提供しているらしい。ビールも飲めるそうだ。 この本は、ベルクと取引しているコーヒー屋さん、パン屋さ…

沖縄決戦 高級参謀の手記

沖縄戦の作戦を立案し、軍司令部の中で唯一の生き残りとなった高級参謀の八原博道の手記。 昭和19年3月に南西諸島の防衛を任務とする第32軍が設立され、八原は参謀に任命される。八原は、島内各所に地下陣地を構築して、アメリカの艦砲射撃を耐え、アメリカ…

病の皇帝「がん」に挑む 人類4000年の苦闘

上巻にあるインタビューで、医師でもある著者は、がんの患者さんに向けて、がんというのはどんな病気かを詳しくに説明して、ありのままを知ってもらうためにこの本を書いたと答えている。 腫瘍を取り除く外科手術、がん細胞だけを殺す薬を探し求める化学療法…