2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

いつも「時間がない」あなたに  欠乏の行動経済学

明日に仕事の締め切りが迫っているのに全然できていない。時間が足りない。借金の返済期限が迫っているのに急な出費でお金が足りない。好きなだけ食べたいけれど、ダイエット中で十分食べられない。あたたかい人間関係が足りない、恋人や友達がほしくてたま…

くらつき

来週は、年度末でいろいろと忙しくなりそうなので、今日は年休をとった。 今年大学受験したものの惜しくも浪人が決定して家でゴロゴロしている息子と一緒に図書館に行った。息子は自習室で勉強、私は面白そうな本がないかと物色する。寮に入って東京の予備校…

岩波講座 日本歴史 第4巻

奈良時代から平安前期ごろまでの歴史。唐の威光にかげりがでてきて、政治制度や文化、宗教において唐を丸写しする時代から、少しづつ日本の独自性が出てくるころだ。 人や田の状況を把握するために戸籍や田籍を整備し、それに基づいて人々に口分田を与え、租…

さらば政治よ 旅の仲間へ

渡辺京二さんといえは、幕末から明治に日本を訪れた西洋人が書き残した旅行記などから、当時の日本の姿を再現した「逝きし世の面影」が印象に残る。そこには、封建制の抑圧に苦しみ貧しい悲惨な庶民の生活があるかと思いきや、掃除が行き届いた清潔な家、こ…

エルパソの焼菓子

日曜の午後4時、東山まで歩く。春の観光シーズンなのか、茶屋街の通りは人があふれんばかりの賑わい。人が多すぎて列をついて歩いているような状態。 のんびり本でも読もうと、賑やかな通りから5分ほど歩いたところにあるエルパソという洋菓子屋さんに行く。…

心という難問 空間・身体・意味

私には赤色に見えている海に沈む夕日は、隣に座っている人にも同じように見えているのかしら。太陽の光が目には入って網膜に捉えられ、その信号が脳に送られて赤いと感じられるのであれば、各自の脳の処理の仕方によって、それぞれが全く違う景色を見ている…

kindle風呂

風呂場にkindleを持ち込んで、湯船に浸かりながら読書すると大変心地よいことに、最近気がついた。 防水のため、kindleをジップロックに入れる。中くらいの大きさのジップロックの間口がkindleの縦の長さとぴったり同じなので、手に持った時にぶかぶかしなく…

卒業式

3月3日の金曜日に息子の高校の卒業式があった。残念ながら私は仕事だったので、妻に行ってもらった。立派な卒業式だったそうだ。 卒業式が終わって大きな区切りがついたねと妻と話している。生まれた時、高校卒業までの18年間ははるか彼方のように思った…

OH LIFE で昼ごはん

風邪をひいて咳が止まらないので、午後の仕事を早めに切り上げた。帰りのバスに乗って武蔵ヶ辻のバス停まで来た時に、ふと思い立ってOH LIFE で昼ごはんを食べることにした。 OH LIFE は、いわゆるブックカフェ。食べ物関係の本が並ぶ店内でお茶できる。ご主…

人工知能のための哲学塾

著者の三宅燿一郎さんはコンピュータゲームの中のキャラクターを人間らしく動かすための道具として人工知能を研究している人。 キャラクターの人間らしい動きって何なの? また、人間らしい動きを成り立たせる、人間らしい心とは何かを考える。考えるための…