ぼくらの七日間戦争

長男が「ぼくらの七日間戦争」の本を読んでいました。そういえば、映画もあったはず。本を全部読んだらDVDを借りてきて見ようと子供と約束してたので、TSUTAYAで借りてきました。


学校の理不尽な管理教育に反抗して、11人の中学1年生が廃工場らしき建物に立てこもるというお話です。宮沢りえのすっとんきょうな台詞まわしがいい感じです。ものさしを当ててスカートの長さを測ったり、眉毛にかかった前髪を強制的に切られたり、縮れた髪が天然パーマかどうかでもめたり、私が中学生の時はよくあった話だけど、今はこんなことやってないだろうなというシーンがなつかしいです。長男はスカートのすそを測ってるシーンは、何をしているのかわからなかったようです。


映画を見終わった彼が一言、「僕もこれから反抗期だなあ。」だど。なんじゃそりゃ。

ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ)

ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ)

ぼくらの七日間戦争 廉価(期間限定) [DVD]

ぼくらの七日間戦争 廉価(期間限定) [DVD]

モーターサイクルダイアリーズ

アルゼンチンの平原の一本道、雪が積もる山道を走るオートバイの映像がきれいです。馬鹿正直で融通が利かない23歳のゲバラに、同じ頃の自分を重ね合わせていました。


オートバイって、車ほど通り過ぎる街や、そこに暮らす人と隔絶されていないけれど、自転車や徒歩ほど近くもありません。自分がどっぷり近づきたいと思えばそうできるし、気が進まなければ、とっとと通過できます。自在に調整できる距離感が傷つきやすい大学生の旅の道具にピッタリなのかと思いました。