いい家の本

学生のころから、文庫や新書で建築関係の随筆を読むのが好きで、一時宮脇檀さんの本をよく読んでいました。

印象に残っているのは、

  • リビングは、家族だんらんの場。但し、だんらんのあり方はそれぞれの家族によって違うので、リビングを設計する時は自分がどんなだんらんをしたいのか、よく考えること。
  • 家族がリビングに集まるようにするには、家中の楽しいものをリビングに置く。
  • 書斎を作っても、結局物置になるのがオチ。それよりも、男の居場所として自分専用の椅子を持ちましょう。
  • ソファは、大きな座布団。寝心地のいいものを選びましょう。お勧めはマレンコ

今住んでいる家を建てる時に参考にしました。
家族がいつもでれでれしているようなリビングにしたかったので、2階に、ダイニングとリビングと子供部屋を集めて、リビングには、本棚を作りお気に入りの本を並べるようにしました。自分専用とはなっていませんが一人がけの椅子を置いてあります。ソファはマレンコは高くて買えませんが、寝心地の良さで選びました。

細かいことを挙げればいろいろ不満はありますが、自分でも気に入っています。今の家に引っ越してから、休日に家族で家にいて、でれでれすることが多くなりました。

宮脇檀の「いい家」の本 (PHP文庫)

宮脇檀の「いい家」の本 (PHP文庫)