引越し
春は異動の季節。私の周りでもいろいろうわさが飛び交っています。
ところで、私は、結婚してから11年で、6回引越しした。2年に1回は引越ししていたことになります。
- 引越したあと、半年くらいは、周りの空気が自分になじまないというか、常に新しい場所にいることを意識しています。電車に乗っていてもいつも緊張します。でも、ある時点で、その緊張がとける時期が来ます。その土地が自分のテリトリーになる瞬間です。そうなると、そこが自分の本拠地というか、ほっとできる場所になる。それは、どんな土地に移っても同じでした。アメリカでもしばらく住んでいると、そこが自分の家になります。日本へ出張してサンノゼに戻って、フォー(ベトナムラーメン)を食べると、本当にほっとしました。「ああ帰ってきた!」という気持ちになりました。
- 引越しも6回すると、妻との役割分担とかがなんとなく決まってきて、お互い何も言わなくてもそれぞれの分担をこなすようになります。私が、本や洋服を梱包して、妻が食器の梱包するとか。黙っていても、テキパキ作業が進むのは気持ちいいものです。
- 梱包していていつも不思議だったのは、全体の8〜9割は、簡単に片付くのですが、残りの2割〜1割が結構時間かかるということです。半端な物が残ってしまって整理して箱に収めようとすると思わぬ時間がかかってしまいます。それで、梱包していて、ちょっとでもいらないと思ったものはどんどん捨てるようにしていました。
- 前の引越しから、次の引越しまで一度も開けないダンボール箱もあります。そういうものはどんどんすて余分な荷物を持たないようにしていました。
- 荷物を全部搬出してて、最後に掃除して、今まで住んでいた家を去るときは、人生に一区切りをつけるような気持ちで、なかなか気分いいものです。
そろそろ、引越しようかしら。