りんご狩

サンノゼにいた頃、よく果物狩りに行きました。
5月にはギルロイあたりでいちご狩。6月ぐらいにさくらんぼ狩り。冬場は、レイクタホ近くでりんご狩。もも狩りもありました。


アメリカのくだもの狩は値段を気にせず好きなだけとっても大丈夫。この前の、りんご狩みたいなことにはなりません。さくらんぼは、場内では食べ放題だし、持ち帰りも、ポンド(約450g)あたり1$です。りんごも、バケツに3杯とっても$10くらいだったと思います。


日本は、狭い土地で手間隙かけて高品質の果物を作るし、アメリカは広い土地で、そこそこの品質のものを安く大量につくるので、比較して、どっちがいいとか悪いとかはないのです。アメリカの安さをさえているのは、低賃金の移民労働者あってこそですし。


でも、量の豊かさは圧倒的です。

  • スーパーでは、ぶどうや、ナッツ類は特別に試食コーナーがなくても、試食可です。ならんでいる商品から1.2粒つまんで食べるのはOKです。慣れないうちは抵抗あったんですが、みんなやってるので、そのうち慣れました。ぶどうもポンド1$。
  • 高速道路を走っていると、前を走っているトレーラーが、なにやら赤いものを山積みにして走っていて、時々ぽろぽろと道路に落ちてきます。何だろうと思ってよく見ると、トマトでした。ケチャップにでもするのでしょう。
  • 一番、値段の差を感じたのは、マッシュルーム。日本だと、6個で200円くらいだと思うのですが、向こうはポンド$2。どんぶりいっぱいにスライスして、オリーブオイルで和えて、サラダにして食べるとおいしいのですが、日本では高くついて無理です。スーツケースに詰めて持って帰ろうかと思ったくらいです。


日本では、品質を良くして、高い値段にしないと経営が成り立たないのでしょうが、手間をかけずに、そこそこのものが安く買えるようにならないかしら。


りんごは、少々酸っぱくても、小さくても、形が悪くても全然問題ないんだけど。