ひとり暮らし3日目:ドライブ

この前輪島の蔦屋さんに行った時に、日傘を忘れてきたのでドライブがてら取りにいってきました。


能登有料道路を快調に走ります。道路の段差を通過するたびに振動でグローブボックスの蓋が開いてしまうのはこまったもんですが、10年落ちなのでしょうがないか。そのほかはの調子は快調。ハンドルを持った時の滑らかな感触は後輪駆動の車ならでは。


早く着きすぎたので、輪島漆芸美術館を見てきました。現代の息を呑むような技巧を凝らしたな作品も良いけれど、私はシンプルなものが好きなようです。一番印象に残ったのは、江戸時代のお椀。少し不恰好だけど力強い形が道具として真っ当なような気がして好きです。


蔦屋さんは土蔵の補修工事が始まっているようでした。ギャラリーが再開するのがたのしみです。日傘を受け取って、鳳至町方面をぶらぶらしてきました。輪島の中では一番地震の被害がひどかったようで、あちこちで更地になった家があったり、復旧工事をやっていました。途中、白藤酒造さんで、「輪島物語」を買いました。力強い味で好きなお酒です。お店の方にしばらくお話をうかがうと、お店の正面はなんともないけれど、奥は土蔵が崩れて大変だとのこと。蔵は土蔵としては復旧せず、一番仕事がやりやすいように作り直すとのことでした。いろんな考え方で復旧工事をしているとのことでした。