懐かしや

大聖寺で開催されている「きらきらのじかん」というイベントに行ってきました。町屋のイベントです。思いがけず沢山の人が来ていて中にはいるのにも気が引けるくらいでした。立派な建物でお庭もきれいなところでした。今度は空いてるときに来てじっくり見てみたいところでした。


帰りに「深田久弥山の文化館」へ。ここは繊維会社の事務所だった建物を活用して資料館にしています。約100年前に建てられた木造の建物で昭和50年代までは事務所、その後も平成10年まで住居として使われていたそうです。実は母が昔その会社の事務員として働いていて、保育所の帰りに母の仕事が終わるのを事務所の片隅で待っていた記憶があります。自分の記憶と現物を比べたくなり入ってみました。門から入ると、まず大きなイチョウの木があります。イチョウの実が沢山地面に落ちていました。向かって右側が事務所だったところ、今も施設の管理事務所になっています。


母に聞いた所では、秋になると毎朝地面に落ちたイチョウの実を掃除することが仕事だったそうです。きれいに洗って銀杏として得意先に贈っていたそうです。