携帯電話

今日は父の名義になっている口座を相続する手続きの確認に、銀行と郵便局へ行ってきました。段取りのいい父らしく、たくさんあったはずの口座は整理してしまっていて、銀行と郵便局の口座が一つずつだけが残されていました。


午後は、公共料金関係の引き落とし口座の名義変更の書類を送ってもらうよう電話で手配してから、父の携帯電話を解約しに、携帯電話のお店に行ってきました。お店で順番を待っている間に、携帯に保存されている写真を見ていたら、ひとりで病室にいるときに自動シャッターで撮った、心細そうな顔をした父の写真が何枚かでてきました。病気の記録のつもりで撮っていたのでしょうか。母や、友人とやり取りしたメールを読むと、私に見せたことのない父の一面が次から次とでてきました。携帯電話を見ると父の息遣いまで聞こえるような気がします。