百科事典

息子が社会の教材の懸賞クイズに申し込もうと色々調べていました。
「金の鯱で有名な城は? 姫路城or熊本城or名古屋城
「日本でいちばん長い川は? 阿武隈川or利根川or信濃川


昔だったら百科事典で調べるところですが、我が家にはないので国語辞典や地図帳を引っ張り出して調べさせました。もちろんネットで検索すれば簡単にわかりますが、子供は紙の資料をめくる楽しみも知ってもらいたくてネットは使いませんでした。紙の資料はぺらぺらめくるときに思いもかけない情報に出会ったり、イメージのままにあっちのページ、こっちのページへと飛び回ることができてそれなりの良さがあるものです。


親父は自分の百科事典も持っていましたし、子供用の百科事典も私のために、小学校低学年の時と高学年の時に2種類買ってくれました。定年になってからも趣味の古文書を解読するために、どこから中古の世界大百科事典を一揃い譲ってもらっていました。ネットもいいけれど世界大百科事典全29巻を家に置いて、暇に任せてつらつら眺めるというのは贅沢な楽しみなのかもしれません。


そういえば、親父は中央公論社の「日本の文学」と「日本の歴史」の全集もそろえて持ってました。今思えば若い時に相当むりして購入していたのではないかと思います。本にはお金をおしまなかったようです。