幸せになる力

作家の清水義範さんが小学校高学年向けに書いた本です。ただ、中学、高校、大学生、親に向けてのメッセージもあります。極々まっとうなことを、小学生にわかってもらえるように丁寧に説明されています。

幸せになるための4つの力

  1. 自己肯定感から持てる自信。→自分のよさを知って自分を好きになる
  2. 人の役にたつよろこびから出てくる意欲。
  3. 自分を正確に理解してこそもてる希望。
  4. 社会を理解していってみがく想像力。

20代の頃までは、自己肯定感、自分はこれでいいんだってなかなかしっくりと腹の底から思うことができませんでした。自分はダメで価値がないんだと思う気持ちと、他人はみんな馬鹿ばかりと思う傲慢な気持ちを、ちょっとしたきっかけでで行ったり来たりして非常に生き辛く感じてました。年を取るにつれて、「まぁこんなもんか。ちょぼちょぼやな。」と思えるようになりました。将来をあきらめた訳ではありません。他人と比べてもしゃあない、自分は自分のやるべきことをやるだけやと思えるようになってきました。40過ぎてやっと素直にそう思えるようになりました。

幸せになる力 (ちくまプリマー新書)

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