トビウオの刺身とたたき、空豆の塩茹で

一夜干しにするつもりだったが、「朝とれ」を名乗るトビウオがあまりにもキレイだったので、刺身にすることにした。トビウオはさばいたことないので、パソコンを立ち上げてネットでさばき方を検索して調べると、そんなに難しそうでもなかった。うろこを取って、頭を落として、三枚におろして、骨を剥いて、皮を剥がせばいいらしい。早速やってみた。


三枚におろすところまでは簡単。はらわたは原型をとどめたままつるりとかき出すことができた。腹骨を剥くと骨と一緒にたくさんの身を捨ててしまいそうになる。包丁でいじくりまわしていると身がぐずぐぐに崩れてくる。皮は薄くて思うように剥けない。


一時はどうなるかと思ったが30分程かけて刺身完成。たたきは、長ねぎ、しょうがと一緒にトビウオの身を包丁でたたく。生臭身は全くなく、あっさりして今日のような蒸し暑い日にぴったり。


空豆は鞘からとりだして塩茹で。娘はふかふかの綿が入った鞘が気に入り鞘で遊ぶ。塩茹での空豆は初夏ならでは。空豆を摘みながら、茹でた空豆の独特の香りは、靴下の臭いと通じるものがあるんじゃない?、と妻に話す。臭いけど、つい嗅いでしまうような。